12日の日曜日はわが家は山の神さまの宿でした。
宿といっても今はおみろく山に行ってそこの一隅に祭られている山の神さまの石碑を参拝し、そこから会場に移動して懇親会となります。
しかしながら、一応宿前と名前がつきますので当日の朝は神さまに備えるお神酒とお米、会場に持って行く漬物やお菓子は準備します。
今朝は友達から「そろそろ山の神さまを引退しなさい。あなたたちがやめないと若い人の加入はない」とのTELがあり、それがお精進の当日だったことも何か神さまの意思のような気もして・・・・・
言われるまでもなく山の神さまの講中の資格は「結婚してから次のお嫁さんが来るまで」ですが、近くに娯楽施設もなく、車も会社も少なく行動範囲は自宅周辺、山の神のお精進が一番の楽しみという私が嫁いだ昭和40年代初期と違い、現在は若い人は結婚当初から車で二人で出掛けるのは当たり前、会社に勤め農業は分のほか、行動範囲は三陸道開通もあり石巻から仙台方面までどこでもOK。隔世の感があります。
ということで山の神さまのように、「幟や掛け軸」を戴き年1-2回の食事会ではあっても若い皆さんには負担になるのかもしれません。
今回朝のTELを機会に皆さんと話し合いましたがなかなか名案はありません・・・
「幟や掛け軸は守りたいけど、山の神さまという年代ではない・・・いっそ、名称から山の神という言葉を外したら?」
そんな迷案がでましたが・・・・・
皆さんのアイディア募集中というところです。