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カテゴリ:短歌
新聞を配る子の背よ よすがらの風に向かいてひるむともなし 今夜も柿むきをしていたら、テレビで(ぼくのあだなを知ってるかい~)と山田太郎が歌っていた。懐かしかった。 息子は高校時代新聞配達をしていた。 山田太郎の歌の世界そのままだった。大変だろうとは思ったが零細農家で息子が幼稚園のとき、まだ結婚していない弟妹6人を残し他界した舅のあとの生活は大変だった。 じいちゃんは36歳、ばんちゃん32歳でときどき(これが人間の生活だべが?)思う生活だったので子供たちにもかなり心労をかけていたと思う。 息子も心中いろいろあったと思うが泣きごとも言わず、風に向かって自転車で新聞配達にでる息子の背中に涙した日も遠くなった。 新聞少年のうたを聞くたび涙もろくなったばんちゃんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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