☆おかえ莉莉
一緒に住んでいる莉莉さんは、私が日本に帰るのよりも長い時間をかけて実家に帰った。そしてやっとやっと帰ってきてくれた。ばんざーーい 莉莉さんは伝統的な中国のお正月を過ごし、重なった親族内の吉事を祝い、その他は日なったぼっこしていたんだって 私も日向ぼっこ大好き。 留学のときはベランダに無理やりひとりがけソファを引きずり出して、学校サボって日向ぼっこしていたものだ(私がやらないときはノンちゃんが) 昨日も無人の南向きの部屋に椅子を引っ張っていって、お手紙書いたり日記書いたりしてた。ココアのみながら 贅沢言えばきりがないけど・・・ 久しぶりの休みで故郷に帰ったら、そこは日常よりずっとのんびりしたところで、やることがなくて、犬と一緒に枯れたわらの上で日向ぼっこ・・・ なんて、すごくすごく幸せそうでいいな。 今回の帰郷なんてやることが多すぎて、犬と日向ぼっこなんて出来なかったもんね、富。 次回帰ったっていつ帰ったって、家の裏に川なんてないし、庭に苺の木なんてないし、屋根に鴨なんていないし、庭にわらの山なんてないもん。 自分が故郷を離れることで(無理やり)、永年の憧れの「ふるさと」を持てたような気でいたけど、「帰るところ」は出来たものの、やっぱそこは「田舎」ではないので、30%くらいガッカリだ。 うちの家系を何代たどれば田舎なふるさとにたどり着けるのでしょう、ご先祖様。 それとも、うちの両親と犬は、どこか田舎へ引っ越さないでしょうか??