第三春美鮨でのランチ、WDCでのプレオープニングレセプション
昼は第三春美鮨(港区新橋1-17-7りそな銀行新橋支店裏 03-3501-4622)へ。脂ののった鰹特に旨し。夜は、6月2日にグランドオープンするJR東日本系の飲食ビルアトレヴィ秋葉原に出店したchef's Vのヒューリブの新業態グリル&ワインWDC(千代田区神田花岡町1-9 アトレヴィ秋葉原3F 03-5298-0177)のプレオープニングレセプションに参加。スタートから1時間位遅れての参加だったため、だいぶ料理はすすんでいたが、WDCのメニューを食べさせてもらった。この店のコンセプトはchef's Vほど野菜、ヘルシーに傾くことなく、洋食系のメニュー、居酒屋系のメニュー、伊仏系メニューの複合で酒を飲みながら楽しんでもらうことらしい。海の幸のコロッケ(400円)はエビカニをベシャメルで包んだコロッケを甲殻類のソースで食べさせるもので、これは美味しかった。また、ランチメニューの田舎風ナポリタン、ソーセージ添えは、自家製のパスタ(柔らかめ)で作られたナポリタンで食感を含め懐かしい味で、ソーセージも美味しい。豚トロ網焼きと和野菜 茗荷ソース(580円)は山頭火で有名な豚トロをグリルしたもののスライスを和野菜の上にのせ茗荷ソースで食べさせるのだが、個人的にはバジルのソースなどの方がいいように思った。チーズのピッツアはブルーチーズを含めなかなか美味しいチースなのだが、肝心の薄いピザ生地がイマイチなのと、焼いている温度があまり高くないようでクリスピー感に欠けていた。ピッツアというとナポリ派の私は、こんなものピッツアじゃないって思ってしまう。ちゃんとした釜がないのならいっそのことアルザスの郷土料理であるフラメンキッシュにでもすればいいのにと思った。また、ランチメニューの霧島豚の網焼きと彩り野菜丼(1000円)はchef's Vでも供されているものとほぼ同じ。ただ違いは五穀米ではなく白米であること、野菜の天婦羅のかわりに生野菜と野菜の素揚げになっていること。ソースがバルサミコベースであることにかわりはない。chef's Vでこの豚丼を食べた時は油っぽく感じたがこちらでは生野菜が増えた分後味が良かった。秋葉原は今まで食事をする場所がほとんどなかったし、全般的に味の面ではchef's Vよりは普通に美味しく感じるメニューであったように思うし、chef's Vと同様にオープンキッチンで土っぽい色合いの壁とアクセントに古木っぽい柱を使ったシンプルな内装も悪くないので、結構健闘するのではないか。ただWDCっていうネーミングはどうかなあって感じ。エントランスのWDCのロゴの文字もイマイチだ。何より9時ラストオーダーってのは早すぎないか?WDCでパリッとしていないピッツアを食べたせいではないが、ちょっと前のブルータス「21世紀料理教室」でBingoの小林シェフが紹介していた白峯陶器のピッツエリアという耐熱陶器製の石釜オーブン(15,750円ってブルータスには書いてあったが、びっくりしたことに楽天で売っていた。しかも安い)が欲しくなった。我が家にはピザストーンはあるのだが、この石釜オーブンは300度以上になるらしいし。妻に言ったら、「この小さなキッチンでは入らないでしょう」と冷たく言われた。でも欲しい。料理・グルメblogランキングを確認!料理・グルメホームページランキングを確認!