花郷でランチ、スモールワンダーランドで夕食
和山のあった場所に出来た、花郷 六本木(港区六本木4-2-35 アーバンスタイル六本木三河台 1F 03-5775-3888)を初めて利用した。こちらは、京都の花郷の暖簾わけだそうで、花郷 銀座に次ぐ出店らしい。京都の花郷も伺ったことはないのだが、こちらの店は、いもぼう平野家本店、清水寺・京料理 日月庵 、京料理 春神と同系列らしい。和山は一度利用した事があるのだが、店内のバブリーな内装はあまり変わっていない印象。カウンターでも個室でもいいと言われて、個室にしてみた。こちらの個室は、前回和山で利用したシャンデリアの近くのバーカウンター裏にある個室と異なり、襖のような薄い壁で仕切られていた。オーダーしたのは、平日限定 ランチ(2,700円 旬彩二種 冷菜 花郷サラダ 特選米沢牛ステーキ重 香の物 留碗 水菓子)。出てきた料理は以下の通り。まずは、3品運ばれて来た。賀茂茄子 べっこう餡(たっぷり出汁を含んだ賀茂茄子が美味しい。ちょっととろみの付いたべっこう餡はしっかり目の味)、青菜と揚げのたいたん(これもなかなか良い)、花郷サラダ(結構しっかりしたボリューム。醤油ドレッシングはちょっとエグミを感じた)。続いて、ステーキ重。こちらは、結構しっかりしたボリュームのステーキでサシがしっかり入っている。甘めのタレがかかっている。ステーキの下にはご飯が敷かれているのだが、1cm程度の薄さでご飯は少なめ。ステーキだけでなく、出汁巻き玉子に、椎茸や人参、シシトウ、カボチャなどの野菜のグリルものっている。ご飯がもうちょっとたっぷり欲しかったが、味は良かった。赤だしと香の物も美味しい。続いてデザートは、青梅のケーキとさくらんぼ。これも悪くない。料理は、期待していた以上の出来だった。内装もお洒落なのだが、難点はこちらの個室は声が響くと言う点。隣の部屋にはおばちゃんの集団が食事会をしていたらしく、五月蝿いったらありゃしない。これほど五月蝿かったら、こちらの声もかなり通ってしまうのだろうから、接待には使い難いだろうと思った。奥の完全の方なら大丈夫だろうが。個室ちなみに無料の会員登録をすると15%オフになるらしいし、無休で土日は8000円のコースもあるらしい。接客はかなりしっかりしていたし、ランチ接待には使えそうだ。夜は、オープン当初から伺いたいと思っていたスモールワンダーランド(中央区銀座4-12-2 03-3547-3805)を初めて3人で利用した。こちらの堀シェフは、1年ほど前に個人的にも面識があったのだが、彼の料理を食べるのは初めて。私は、結構食べ歩いているつもりなのだが、なぜか彼が働いていた店は、ラ・ブリーズ・ドゥ・ヴァレも、レヴェランスも、エディション コウジ シモムラもどの店も行きたいと思いつつ伺ったことがない店だと言うのが不思議だ。カウンターでもよいと言われたのだが、色々と話すこともあったので、2階のテーブル席を利用した。それにしても女性比率の高い店で、我々のようにおっさん3人と言うのはかなり珍しい。まずは、スパークリングワインでスタート。こぼれスパークリングではないが、ロゼだった。アミューズは、蟹味噌の味の小さなスープ。これが旨い。ワインリストはなくて、好みの味を言ってボトルを何本か持ってきてもらうような感じ。今日はワインに詳しい人と一緒だったので、彼にワインセラーの中に入って選んで来てもらいたい感じだったのだが、2~3本しか持ってきてくれなかったのはちょっと残念だったが、1本目に飲んだ白ワインLa Castellada 2005は、ソービニオン ブランがベースでシャルドネの味もする感じだが、深い色合いで味もなかかな良かった。かなりボリュームがあるので、取り分けでちょうどいいと言われたので、まずは、前菜の盛り合せ(1500円)をオーダー。盛り合わせにはフォアグラは入れて欲しいとお願いしたので、価格は1500円よりも高かったかもしれない。瞬間スモークのサーモンや、シマアジ?、フォアグラのテリーヌ、サラダに野菜の酢漬けがたっぷり。どれも旨い。続いて、生山葵と竹の子のリゾットと馬のハラミ(1400円)。山葵でちょっと緑色っぽくなっているリゾットの上には、グリルした馬肉がのっている。リゾットは短粒米だが、ちゃんと歯ごたえもあって、美味しい。次は、ホワイトアスパラ 蛤 生若布のスープ仕立て(1600円)。これはちょっと味が濃かったのでワインが進む。肉料理は熊本産赤牛イチボ 炭火焼 赤ワインソース(2500円)にしたので、赤ワインはピノノワールをお願いしたら、ピノノワールはないとのこと。なので、シラー グルナッシュオーダーしたら、Ventoux La Cuvee Rouge - Papa Provencalが出て来た。こちらをオーダー。華やかな香りのワインだった。熊本産赤牛イチボ 炭火焼 赤ワインソース(2500円)は、ボリュームたっぷりで、しっかりした歯ごたえで、いかにも赤牛らしく余分なサシもなくて美味しい。野菜もたっぷりだし、ソースも旨い。デザートは、アフリノート(700円)とオレンジ風味のレアチーズケーキと紅茶のクッキー 苺のシャーベット(700円)の2品とのことだったので、2品ともお願いした。これも特別ではないが、良かった。パン(300円)も美味しかった。トータルで24400円。スパークリングワイン3杯に、赤白1本ずつ飲んでこの価格はかなり安いと思う。もちろん満席でその賑わいも良いソースになって、とっても楽しい店だった。B4Fにご招待Giltにご招待