季節料理 郁でランチ
初めて季節料理 郁(港区虎ノ門1-1-20 虎ノ門実業会館B1 03-3591-5540)をランチで利用した。店内はかなり雑然とした印象で、営業しているのかしていないのかわからない状態。そしておばあちゃんが一人。私一人で貸し切り。今日は、たこ飯だったら出来ると言われた。おばあちゃんは、料理をしながらずっと話し続け、そしてたこ飯は、土鍋で米から炊き始めた。おばあちゃんは、最近どんな店が流行っているのかとか、昔話とか色々と話をし、しばらくして、前菜4品を運んできた。これが独特で、あさつきの芽、ワカメと大根、メカブ、菜の花。メカブも食べたことのないような色合いと粘り、あさつきの芽の刹那な柔らかさで、独特。おばあちゃんが最高の物しか使わないと言うのも嘘ではない印象。しばらくして、やっとたこ飯が炊き上がっておばあちゃんが運んできた。味噌汁は具沢山で味噌も美味しい。たこ飯は、ちょっと早かったかしらとおばあちゃんが言うように(せかした訳ではないのだが)、1杯目はアルデンテな感じだった。おばあちゃんは、食べ終わるたびによそってくれるので、結局三杯のお代わり。上品な味わいの美味しいたこ飯だった。こちらでは、さくまや,大市と同じすっぽんを(しかも2倍のすっぽんの量で)15000円/1人で食べさせてくれるし、天然のクエ鍋や、活きたらば蟹のコースもあるらしい。ちなみに今日のランチは2000円だった。美味しいのだが、おばあちゃんの話が終わらず、1時間半近く店から出られず、大変に困ってしまったのだが、それ以外は満足のクオリティだった。おばあちゃんが元気なうちに再訪の必要がありそうだ。GiltへようこそB4Fへようこそ