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おひさです、トミーです。公私共々忙しく、疲れておりますが、なんとか踏ん張ってます。
会社に岡山から上京してきたバイトさんが3人いるんですけど、最近何故かFlashアイテム作成の手解きなんかしてます(汗)…私、Flashアイテムなんてたいして作ってないんですけど、なんだかそんなことになってまふ。 基本イラストレーターで描いてもらって、Flashに落し込みするんですけど、今日は落し込む前に、形とかプロポーションとかに修正指示し…要するに書き直し指示。 デフォルメしたキャラクターを立ちポーズで表現するのは、意外と難しいです。私だって描けないのに(汗)でもなんとかラフ画で修正入れました。明日の反応が楽しみです(←悪魔) 「絵が描けない」のにも色々あります。 1物をそっくりに描く力が足りない。 2観察力が足りない。 3表現しようとする"引き出し"が足りない。 1は…訓練しかないです。でも絵を描く上では、実は2と3のほうが私は重要だと思っています。 1は技術です。本当に訓練次第で上手くなります。でも書き写す能力だけが、世の中の絵・芸術の全てではない。よくあるでしょう?「この絵下手なのに、なんか好きだ」とか「絵は上手くないけど、面白いマンガ」とか。 2は例えば静物画を描くにしても、動物を描くにしても、対象を良く見ないと描けません。観察し、特徴を捉え、紙の上に表現するのはとても大変な事ですが、そこにはリアリティが生まれるのです。ラフスケッチでも「まるで生きているような」表現ができるのも、この観察力の賜だったりするのです。 パースだの、遠近法だのはこの観察力の延長で、技術化されたものです。 3は絵描きやデザイナーにとって…特に絵に関わった商売をする方には、一番の悩みどころ。平たく言うと「どんだけバリエーション豊かに、色々な物が表現できるか?」って事です。例えば極端な話、昨日は「ドラえもん」描けだったのに、今日は「ゴルゴ13」描けって言われても、描かないといけない…とかね。そういう絵柄やテイストとか違うものでも、雇主の要求にできるだけ沿えるよう、なんでも描けるよう「引き出しを広げる努力」をするのが大変なんです。 こういうのは経験でカバーされる事も多いんですが、自分で自覚する事も大切で、昔のチーフに指摘され、未だに悩んでいたりします(爆)得意なものだけ描いてるだけでは、大抵の人はお仕事にならないんです。 でも、そういう時には2に戻って、他人の作品を参考・観察し、要点を掴みます。…なので、2と3は重要であり、繰り返すものなんです。(1と2も繰り返しますけど) そして実は2と3の能力が高いほうが、人の心を打つ…と私は思っています。 バイトさん達の作品を見ていて、改めてそう思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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