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June 26, 2006
カテゴリ：ひまつぶし
捜し物をしていて、思いがけない再会を果たした高校時代の生徒手帳。 昨日に引き続き、本日は 「男女交際のありかた」 ページにツッこんでみたいと思います。 「男女交際について」「男女交際の心構え」と続いたあとに、 「望ましい男女交際」という項目がある。 ・交際はグループでの話し合いの場において行われることが好ましい。 ・１対１での交際は、とかく誤解を受けやすいので避けること。 ・グループの交際でも、個人的に話し合う必要がある場合は、 父母やその他を交えてするよう努めること。 ・父母に話し、紹介できる交際であってほしい。 ・相手を異性として意識しすぎないようにしてほしい。 ・勉学修養を妨げるようになった交際は、断固としてやめること。 ・交際は、人通りのない寂しい場所や、危険の多い盛り場や、 風俗営業の店などを避けて、明るい健全な場所で行うこと。 とくに日没後の交際は好ましくない。 なんか、学校側の方で、 かえっていかがわしい妄想を張り巡らしているような気がする。 いちいち子供の友人付き合いに参加できるほど、 父母も暇だとは思わないのですが…。 人通りのない寂しい場所…って、あーた。 一応、学校があった場所は東京近辺だったんだけどな。 ついでに「盛り場」については、他の「外出について」のページに 「ボーリング場、映画館などの盛り場…」という表現があった。盛んなのか。 そして、次の「文通による交際」って項目が、 「時代を物語っているなぁ」と思っちゃいました。 文通、とくに異性とのものは、とかく問題を起こしやすいのもであるから、 つぎのことに留意しなければならない。 ・教師や父母の同意のもとに行うこと。 ・人に見られて悪いような手紙は避けること ・相手に写真や物などの交換を要求しないこと。 ・文通の回数が多すぎないように自制すること。 今じゃ高校生も普通にケータイ持っている時代じゃない？ パソコンだって、普通に家にあるし。 Tommyは個人的に「手紙」はきらいじゃないので、 当時は遠方の友達とは手紙のやり取りをしていた記憶があるけど。 果たしてこの項目、今はどう変わっているんだろう。 続いて 「男女交際のエチケット」 男女の正しい交際をつくるには、 つぎのようなお互いが守るべき礼儀作法をよく理解しなければならない。 ・軽々しく異性に物品を贈ることを慎むこと。 ・交際していない異性から書面や物品を贈られた場合には、 父母や教師に相談して慎重に処理すること。 （て、爆弾じゃないんだから。「処理」しちゃうんですか？！） ・飲食費その他交際で支出した費用は、 各自が自分で払うようにして、金銭の貸し借りをしないこと。 （ワリカン交際ってことね。） ・１対１で話し合う場合は、常に部屋の扉を開けておくこと。 （このへんなんか特に、学校側がいかがわしく意識しすぎじゃないかしら？！） ・家人の留守中に、相手の家を訪問することはさけること。 （共稼ぎ夫婦の家の息子とはつきあうなってことですかい？！） 援助交際は禁止、とか、売春禁止、とか、ズバっと言えない辛さっていうか、 もどかしさみたいなものは解るけどね。 まあ、学校側は 「高校生の分際で、恋人（カレ）なんか作って色気付くな」 って言いたいんだろう。 いっそのこと男女交際全面禁止！にしちゃえばいいのにね。 といいつつも。卒業後、すぐに同校の教師と結婚したコの話が Tommyの耳に入っただけでも２件ある。 果たして、彼女たちの間で、 ちゃんと「男女交際のエチケット」は守れていたのだろうか。 謎は深まるばかりである。 次回は「生徒室内温水プールの使用心得」についてツッコミを入れます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
June 26, 2006 01:09:45 PM
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