ペンホルダーの河野選手や小野選手がバックハンドをバンバン振って世界チャンピオンになった1970年台。なぜか日本では「シェークハンドによるバックドライブ禁止令」が出ていた。当時「魔女狩り」ならぬ、「バックドライブ狩り」が行われており、バックドライブの必要性を訴える卓球選手たちは地下にもぐってバックドライブの練習に励んでいたらしい・・・・(ある程度ホント!)
さて、上の連続写真は私が衝撃を受けた1975年世界チャンピオン、ハンガリーのヨニエル選手の下回転ボールに対するバックドライブです。ごらんのとおり「ウンコ座り」の体勢まで体が沈みこんでいます。これは当時の卓球の打球点が遅かったせいもありますが、強い下回転のボールに対しては今でもこれぐらい姿勢を低くする必要があるのかもしれません(?)。う~ん、40ミリボールは38ミリボールに比べて回転がかからないので、今はやっぱり「ウンコ座り」までやらなくてもいいかも・・・・(笑)。
上の写真はヨニエル選手のロングボールに対するバックハンドドライブです。振りが大変大変大変大きいですね!コートに入れば相手はどうしようもありません。がしかし、彼の円盤投げのような超大振りフォアハンド同様、大振り過ぎて空振りが多く、返球された場合は対処できなかったそうです。
水谷・岸川ペアのハオサイ・馬龍戦は見ごたえがありました。あのダブルスは世界トップクラスですね!!それにしても、「日本独自の技術」というのがあれば世界を取れると思うのですがね~~。日本男子は全員「フォア表・バックイボ反転型」にしてみるとか(笑)?みんなバックをぶんぶん振る「河野選手型ペンホルダー表ソフト前陣速攻+左右持ち替え型」になってみるとか??オリジナリティーがぁ~。