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今日は8月15日です。 終戦記念日なんですが、私の母はアメリカのハワイで生まれで 大正9年に生まれ7歳位のころに日本に母と姉二人で帰国、 理由は日本で事業をしていた叔母夫婦に子供が無く、祖父母も いづれは日本に帰国することを考えていたようですが 第二次大戦が始まり、母は郵便局に勤めていたのですが 終戦後にGHQ(連合軍司令部)に呼び出されて敵国で 公務員をしていたので処罰を受ける可能性があったのですが 当時の郵便局長が同行して代弁してお許しが出たとかで しかし、ハワイからは身内は誰も帰国せず一緒に帰国した 一人の姉も若くして亡くなり、一人ぼっちになってしまいました。 今、母は私の妹が面倒みてますが、完全に痴呆が進み 施設に入っています。 昔、母が私が死んだら灰を海に 撒いて欲しいと言っていました、ハワイへ帰るのだと 申しておりました。 戦争が無かったら母の人生も 変わっていたかも知れません、ハワイに残った母の家族は 殆どが成功してよい生活を送っています、母は苦労をする為に 日本へ来たのかななんて思うと可愛そうに思います。 ずっと仕事をしていた母、短気だった父と喧嘩するところを 一度も見たことがありませんでした。 いつも笑顔の母 私も生活が大変で何も親孝行してやることが出来ませんが 早く死んだ親父の分まで長生きして欲しいと願います。 私が何もないフィリピンの生活に何の苦も感じないのは 開拓団に入り何もない生活を幼少の頃、過ごしていたからかも しれません。 暖かで椰子の木が茂り、熱帯の果物が豊富な フィリピンを愛するのは母の血がそうさせているような気がします。 今月は衆議院の選挙もあり、どうなるのか激動の日本となる様な 気がしております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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