テーマ:水系ペットのお話(2827)
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最近、ヤドカリがちょっとした夏のペットとして定着しつつあるようです。
貝殻をお引越しさせるのが楽しいらしくて。 ペット屋さんの店先を覗くと、カラフルにペインティングした中身なしの 巻き貝がたくさん売っています。 マニアなお店になると、石垣島セットや、さんご礁セットといって、 大小の珍しい貝や珊瑚の死骸を、ヤドカリのお引越し用に販売しています。 あとは、ヤドカリパークと呼ばれるヤドカリの溜まり場をライブロックでこしらえたり、 砂を敷いてヤドカリビーチを作ってみたり。 中には、もっとミニチュアフィギュアに凝ってヤドカリステーション、 ヤドカリステージ、ヤドカリ基地などを作る人もいるらしい。。。(==) ある有名なアートディレクターさんのところに取材に行ったとき、 その方は学生時代、ペット不可のアパートで、 ゴキブリをペットにして暮らしていたそうです。 見つけては捕まえて、オイリーなあの羽に、強力な塗料(ホワイト液など)を使って、 水玉や星条旗風のペイントをし、その上名前まで描いて愛でていたとか・・・・。 ブキミです。。。 さて、話しをヤドカリに戻しますと、ホームセンターで売っているような小さな容器では ヤドカリは飼育できません。 えさいれ、水入れ、砂場、流木などを入れるため、それなりの水槽が必要です。 ワンシーズンのペットとしておもちゃのように売られていますが、 平均寿命は10年。 ですから、ヤドカリはワンシーズンで死ぬんじゃなくて、 ワンシーズンで人間の手によって殺されているということになります。 安くて小さな生き物でも、飼うためには愛情と知識が必要ですよね。 貝だけでも欲しくなっちゃいますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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