テーマ:我が家の小鳥(2335)
カテゴリ:鳥
翼が折れてカツオママの病院に保護されていた、コゲラのゲラ坊ですが、 県の自然保護センターに、里親(動物病院に連れてきた人)が連れて いったそうです。 ゲラ坊の飼育許可を取るためです。 数週間、カツオママたちの献身的な治療&介護のおかげで、 みるみる元気を取り戻したゲラ坊。 骨折していた翼もくっつき、飛ぶことはできないけれど、 そろそろ動物病院を退院して家庭で保護しても生きていくことはできる という段階に入ったのでしょう。 里親さんご夫婦がだいじにゲラ坊を抱えて、センターに申請に行ったものの、 なななんと!! センターの獣医師が、ゲラ坊の傷の具合を確認しようとしたのか、 ゲラ坊のかさぶたをベリっとはがしてしまったために、 大出血!!!! ふたたび同じ部分の翼を再骨折してしまったそうです。 そこで、センターの獣医師が、不器用にもテーピングしてみたものの、 重く怪しいテープを使い、変な方向に巻いてしまいました。 里親さんは、センターで許可が下りるまで預かるという話しも出たものの、 丁重にお断りし、カツオママの動物病院にゲラ坊を連れてゆき、 ふたたび治療をしてもらいました。 文句を言いたかったものの、相手はセンターの獣医師なので 心の中で、やめてくれーー と叫んだだけで、なんにも言えなかったそうです。 ゲラ坊は、痛くて怖い思いをさせられたけれど、 今はミルちゃんをバクバク食べて、ひと安心という状態だそうです。 カツオママは、飼い主にゲラ坊を渡す時に、 「もしセンターで飼育するなんぞといったら、 強引にでも連れて帰ってこい!!」と 強く言っておいたらしく(笑)、 めでたくカツオママの動物病院へと戻ってきました。 はっきり言って、役所管轄の保護センターでは、野生鳥獣は保護できません。 極端な話し、弱っている動物をセンターに預けるってことは、 むげに死を待たせるに等しい行為です。。 野生鳥獣は犬猫とは違って、というと語弊がありますが、 知識、経験、技術、愛情のどれが欠けても、 決して生かすことはできません。 それはセンターに勤める獣医師も同じことです。 こういっちゃナンですが、、、 お役所勤めのペーパードライバーならぬペーパー獣医師さんもどきが多く、 それでも仕事になれて、おや、少し腕が上がったと思ったら、 すぐに移動ですし。。。 そもそも、9時~5時のお役所タイム、しかも 土日はエサをやりに来る人がいるだけで、基本的には お休みというたるみきった環境で、 弱ったヒナの保護なんかできるわけないですよね。 某大学のケン先生も、大学周辺で保護された野生動物の保護に 毎年、四苦八苦されています。 センターに連れていっても、殆どの場合、野には戻れないし、 命すら危ぶまれることがはっきりしているからです。 自分が断ったら、この動物の命はない、と思うと、 仕事をなげうってでも、受けざるを得ないと嘆いていらっしゃいました。 私も某都道府県の野生鳥獣保護センターで ボランティアをしていたことがありますが、同意見です。 こういうのって、なんとかならないんですかね、もう・・・。 ミルワーム(なまタイプ)35g ゲラ坊は何を食べてるの?という質問があったので(^□^;) これらの虫を育てて、栄養を与えてから、あげるのです ジャイアントミルワーム《200匹》 アオバズクのきよちゃんはコッチ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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