近所の映画館で上映していて、しかも今日はレディースデイだったので、
ちょっと観てみることにしました。

珍さんと王子のお勧めもあったし♪


早い時間に行ったのでガラ空きでした。怖いくらいに（笑）。


で、肝心な感想は・・・。


宮崎息子さんが監督ということで、現在ひじょうに酷評が多い、
別の意味で話題の作品ですが、予想に反して楽しめました。


テーマが「命の大切さ」と、シンプルなわりには、
少々、こねくりまわしちゃった感＆言葉足らずな感があるんですが、
いいお話しでしたよ。

ただ、夏休みの小さなお子さまたちには、
少々、わかりづらいものになっているのかも。

それを言うなら、もののけ姫あたりから、みんなそうなんじゃないかと
いう気もしないでもないですが。

（わたしは特に宮崎ファンというわけじゃないので、すいません。
トトロとかナウシカはとてもいいと思うのですが・・・。）

スケール感的に、とても２時間で描ききれる内容じゃなかったのかな、
とも思いますが、今の汚れた世の中、生きる原点を見失った人間たち
の描き方などは、とても解りやすく・・・。

ああ、こういうことを伝えたいんだなぁという思いが、
少なくとも私にはひしひしと伝わってきました。


酷評を述べられている大多数のみなさんは、宮崎アニメ（ジブリのアニメ？）
ということで、大きく期待しすぎていたんじゃないでしょうか。

決して悪い映画じゃなかったですよ。


どこかで観たようなキャラクター、どこかで読んだような台詞とかは
多いような気はしましたけど、まったく新しいものをこのご時世に
作るのは難しいですもんね。


それと、ひさしぶりにアニメを映画館で観て思ったんですけれど、
家にハイビジョンテレビがあると、家のほうがキレイな画質で
観れるような気がしました。


（私が行った映画館が古かったせいかな？

それとも、フィルムにたまたまゴミとか汚れが多かったのか？）

それでも暑い日の暇つぶしには、やっぱり映画館はいいですね。

お勧めです。


ゲド戦記（6冊）セット
原作がかなり素晴らしい本らしくて、
アニメが酷評に繋がっているという噂も。