カテゴリ:ライターのお仕事
今から取引先に急遽、出動です。
今日中に雑誌一冊分の文字校正にかり出されました。 最近、メインの監修者がワケありで辞めてしまって、 その人の代役も兼ねているらしいらしいです。 わたしでは役不足なのは明白なんですけれど、ね。 はぁ、まだ講師バイトの後期の授業のテキストも、まったく手をつけてないのになーーーー。 (来週から講義がはじまるというのに、私ったらナマケモノで) むー、重い腰をあげて行って参ります。 今日は五時半と早おきで時間があったので、 押入れから出てきた、古い本を読み返しました。 遠藤周作氏の「恋愛論」です。 もっとも有名なスタンダールの恋愛論より、愛や情熱、エロスの深淵(笑)について、 じっくりと触れられており、とてもしっくりきます。 これは、遠藤周作氏が日本人だからというよりは、 彼がフランス文学を心から愛したことや、宗教家として、信仰の矛盾に 苦しんできたことなどが影響しているような気がします。 男性と女性の決定的な性差、人を愛することの喜び、肉欲の果ての虚しさなど、 イタいほど鋭く真理をついた突っ込みに、もはやぐうの音もでません。 恋人間、夫婦間、片思いの悩みなどを抱えている方がいらしたら、 ぜひ一度読んでいただきたいな、と思います。 深い河(ディープ・リバー) 残念ながら「恋愛論」は絶版らしく・・・。 ↑の本も超メジャーですが、お気に入りの一冊♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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