久し振りに部活が休みのチビ
のんびりのんびりかと思ったら・・・・
クラスも一緒、部活も一緒のMちゃんが遊びに来ることになってました
Mちゃん、県外からの入学
故に寮暮らしです
寮費、学費の他に、手元に残るのは月1万円ほど
その中で、土日の食費もまかなっているとか・・・
スクールバスはあるけれど、時間に拘束されるという理由で
彼女は10km以上の道のりを自転車で通学しています
うちの馬鹿娘なら絶対出来ない
チビはMちゃんが大好き
ある意味尊敬しています
・・・・で、欲しい物があると、週末食費も節約してお金を貯める彼女を
心配もしています
「凄いね。チビなら絶対出来ないでしょ?」
「無理!だから心配なの。Mちゃんお母さんにお金ないって言ったことないよ」
「ねぇ~強いね。だけど食事心配だね。」
「うん、昼も夜もいい?」
「いいよ。チビの大切な友達だもんね。」
「ありがとう!」
チビが楽しく部活も学校生活も出来るのは友達のおかげ
一人暮らしで不安な事も多いだろうに、ニコニコと笑ってるMちゃん
「あのね、Mちゃん、これから学校から帰る時間帯に大雪になることもある。
熱を出すこともある。そんな時はうちに泊まれるように先生にお願いするね。」
「いいんですか?ありがとうございます」
もしも、チビが一人で県外に行ったら・・・
多分私は心配でいられない・・・
一生懸命頑張っているから少しでも安心できる場所を提供したいと思う。
ここに来て良かったと思える場所を提供したいと思う。
親御さんにも安心して欲しいと思う
「その方がいいね。心配だもん」
チビはニコニコ
Mちゃん、夕食後、送っていこうと思ったら
「雨も降ってないし、大丈夫です」
と、自転車で帰っていきました
「そっか・・まぁその方が安心だしね。いいんじゃない??
お母さん、ずっと気にしてたしね。チビ、勝手にさせとけ」
大将~~~~~
なんか馬鹿にされてる気がするなぁ~・・・
でも・・・実は大将も心配はしていたのでした
「いつでもおいで」
「はい!ありがとうございます」
可愛い可愛い16歳の笑顔でした
支えて支えられて大人になっていきます
支えて支えられて人の優しさを知っていきます
少しでも寂しさを感じないように・・・・
少しでも涙を流すことがないように・・・・
親はチョッピリお手伝いするだけですがね