ホントは休みで出掛ける予定だったのが
ピンチヒッターで仕事にはいることとなり、お出かけ中止
友達に頼まれたDVD作りながら主婦業していました
大将の「看護師」になりたいという気持ちは変わらず
受験のプレッシャーも最高潮。
「もういいよ・・・入れるところで・・・准看からで良いよ。」
口に出して言いそうになってる私
物心ついたとき、同居していた父方の祖母は脳卒中で右半身麻痺
なにもしてあげないままに中学３年の時に亡くなり
母方の祖母も心臓発作で大学３年の時に亡くなりました
祖母が入院していたとき、妊娠中に飲んだ薬が原因で
左手のない子に出会い、向かいに住んでいたのは口唇裂の男の子
同級生には知的障害を持つ女の子・・・
自分が思春期に入院したときに、いつも騒いでいたのは脳軟化症のお婆ちゃん・・
体育大に進学すると勝手に決め込んでいた高校の先生達に
福祉の道に進みたいと告げたときには「嘘だろ？？」の言葉。
どうにもならない寂しさと葛藤と虚しさとどうにもならない病気を持って
親への反抗のまっただ中だった私は夜遊び喫煙飲酒、髪はメッシュ、スカートは袴・・・
驚いた教師陣の反応は当たり前と言えば当たり前
大学に入って知り合った多くの子ども達
そしてそのお母さん達
今の仕事に就いたのは育った環境がそうさせたのかもしれない
周りの影響が今の私を作ったのかも知れない
自分の祖父母になにもしてあげられなかった後悔が
この仕事を選んだ理由になってるのかもしれない
治らない病を抱えている夫
余程のことがない限り私が彼を看取ることになりそう・・・
私の心に一番寄り添ってきた大将
「看護師になってお父さんの最期を見取りたい。
看護師だったら最期までお父さんの側にいられるよね？」
いつの頃だったか夫の病気の説明をした後に
大将が私に言った
育った環境は
やっぱり選ぶ職業に影響を及ぼすことがあるような気がする
何年後になるのかはわからない
ずっとそんな日が来ないことを願ってはいるけれど
将来の大将と旦那の姿をふと想像してしまいました・・・・
