ことごとく落ちまくってる大将ですが
初めて合格通知が来ました
まぁ・・・素直に喜べないのですが・・・・
大きな封筒で少し厚め・・
「合格したな」
直感でした。
准看は取りあえず合格しました
ここが合格しなかったら行くところないですから
二つ三つ受験しようと決めていた高看を全てキャンセルしてしまった大将
自分の実力のなさを痛感したのかも知れません
准看の入学手続きは15日
それ以降に合格発表のある学校は全て受験するのをやめました
故に残るは1校だけ・・・そこに落ちれば准看からのスタートになります
かなり強いはずの大将ですが、
さすがに不合格通知ばかり貰っていると精神状態はかなり不安定
しかもこの時期姉ちゃんの不安定さが輪を掛けて
姉ちゃんは大将の行動や言葉が気にくわない
家の中はグチャグチャ・・・
姉ちゃんを怒ることは出来ず、かといって大将のフォローは必至で・・・
自分でも母親辞めたくなってました
ひとまず行き先が一つ決まったことで
大将はやっと笑顔になりました
「2年経って准看取ったらそのまま高看に行くのが条件」
だけど、最後の受験は死にものぐるいで挑戦すること
遅かったんだと思う気付くのが・・・・
だけど、それを一番わかっているのは大将だと思うから
なにも言わない
あと一校だけとなった高看は東京
合格して欲しいやら、側にいて欲しいから落ちて欲しいやら・・・・
私としてはかなり複雑
学校の先生と色々話してきた大将
高看がダメだったら准看からのスタート
それも病院に勤めながら学校に行くと決めたようです
「なんで?」
「私は頭で覚えられない。身体で覚えた方が覚えられる。体育会系だから
先生も言ってた。”お前は現場踏みながらの方がいいぞ”って。いいんだ、早く現場に入りたいんだから」
まぁいいさ・・・あんたの人生だ
後悔だけしないようにすればいいさ
最後の詰めをしている大将
もうすぐ彼女の地獄の日々も終わります