担当していた婆ちゃんと爺ちゃんが立て続けに逝ってしまいました
カウントダウン・・・
そう長くはないとはわかってはいましたが・・・
婆ちゃんは、最期を家で看取りたいという家族さんの希望で
退院してきました。
入院前は車イスに乗っていたけれど、自力でトイレにも行けたし
ご飯も食べていたけれど、
退院後はすでに起きあがることも自分でご飯を食べることも出来なくなっていました。
変わらなかったのは笑顔・・・
そして
「明日来る??」
の言葉・・・
爺ちゃんは・・ターミナルでケアに入ったばかり
なかなかのイケメンで、それでもってお茶目
吸引が大嫌いでだけど吸引しなきゃならなくて・・・
「ごめんねぇ~だけどやらなきゃ苦しくなるからね」
そういって吸引してた
鼻から管入れられるんだからそりゃ嫌で当たり前
だけど、終わったらニッコリしてOKサイン
なんとも愛らしい爺ちゃんでした
婆ちゃんが逝ったのを知らされたのは昨日
爺ちゃんが逝ったのを知らされたのは今日
2人とも苦しまずに眠るように逝ったみたい
「もう痛い思いしなくていいんですねぇ~」
「そうね・・痛みから開放されたね」
嫌でも死と向き合わなければならないこの仕事
ドクターやナースとは違う方面で関わる私達
爺ちゃんや婆ちゃんが逝ってしまう度に
「あ~してあげたかった。こ~してあげたかった」
と思いが募ってしまいます。