その日の気分　Vol 2

この間高校に入学したと思ったら、最高学年になってしまったチビ
受験生の雰囲気すら感じさせず、お馬さんの話して平和ムード全開だったけれど、
にわかに神経ピリピリ・・・姉ちゃんや旦那に対してイライラをぶつけることも・・・

中学の頃、介護職に興味を示していたチビ。
進路について二人だけで話す場所は車の中

「介護職に進むのか？」
「介護はやらない」
「看護？」
「それもやらない」

突然、チビが泣き出した。

「私は大将みたいに強くない。死と向き合う仕事は出来ない」

私の友達の二人の死。そして、舅の死・・・
そして近いうちに訪れるであろう私の父の死・・・

無理もないか・・・・

「したい仕事に就けばいいさ。」

そう・・・したい仕事に就けばいい。
私が、大将が、やりたい夢を抱えて進路を決めたように
チビもやりたいことを見つければいい。

医療系の職業に就きたいと漠然と考えているチビ。
色々と気持ちは浮気をしているみたい。

まぁ・・・どれも一筋縄ではいかないけれど・・・・

「３年前の気持ちと今の気持ちが変わってもおかしくはないよ。」
「うん・・・」
「大将は特別（笑）」
「大将ってすごいと思う」
「だけど勉強しなかったから、今苦しいんだ。勉強だけはしておきなよ。高校のレベル自体低いんだからね」
「わかってるよ」

まずは、部活引退しないうち本腰入れるのは難しいだろうなぁ～
大将の時よりは早く引退するけれど・・・

ありがたいことに、高校のバックアップ体制がしっかりしているから親は安心。
担任の先生は、チビの強い味方になってくれている。
先生との話を聞く度に、世間の風評はどうでも、いい高校に入ったと思う。

私は・・・チビの息抜き場所になるのみ
二人だけの時間を作ってチビがチビでいられる空間を作るのみ

親は・・そんな事ぐらいしかできないんですね・・・・