その日の気分　Vol 2

「時間ありませんか？」

同僚のＹちゃんからメールが来たのは数日前。
ユニットは違うけれど、どういう訳かなついてくれている。
優しい笑顔が素敵な子。

「いいよ。６日なら午後から空いてる。娘を迎えに行くまでなら」
「すみません。せっかくの休みなのに」

二時間半ほどファミレスでお茶しました。

「おかしくなりそうだったんです」

仕事の面でいろんな意味での辛さを口にする彼女。

「私だってハッタリかましてるけど、毎日吐きそうだよ（笑）夜勤なんて胃薬飲まなきゃ出勤できないしね。」

ヘルパー時代、仕事が覚えられなくて、何度も泣いたことなんかを話をしました。

「え？愛菜恵さんがですか？」
「当たり前だよ。こう見えて小心者だからいつでも自信ない。すべてにおいてね。だから吐きそうになる。全然痩せないけど」

彼女は信じがたいという顔で私を見てました。

「また誘ってもいいですか？」
「いいよ。私で役に立つならね。」
「ありがとうございます。」

彼女の気持ちが少しでも晴れたならそれでいい。
スゴくおこがましいけれど
自分の存在を、必要だと感じてくれたことをありがたいと思います。

いつでもそばにいるからね・・・