|
テーマ:■今日のシアワセ■(578)
カテゴリ:こんなのもあります。
山ぶどうのつるで編んだ オリジナルな手提げ篭 東北は山形の75才のおじいちゃんが作っています。 目の前の山から、山ぶどうは採られます。 川を渡り大きな岩を登り 熊が出てきそうな山の中、 そんな所に山ぶどうは自生しています。 周辺の樹木へ前後左右、 下から上へ蔓を這わせ、 その長さは数メートルにもなります。 蔓といっても直径が6~7cmにもなる太い太い蔓です。 地域や気候によって差がありますが樹皮の浮く春から7月末までの、 わずか1週間から10日間の、 蔓がベストな状態にある時期に採取します。 この時期に採取する訳は、蔓が水分を十分に吸いやわらかく、 粘り、弾力、強度など細工に最も適した状態にあるからです。 この蔓を乾燥させ注意深くひご状に裂き、 職人技によって丹念に編み上げられてゆきます。 蔓の採取から籠の完成までに多くの時間が費やされます。 今もなお山ぶどうが人々を魅了してやまないのは、 自然の織りなす美しさ素朴さはもちろん、 こうした人の手仕事によって生まれる温もりも、 そのひとつではないでしょうか 使い込むほどに、味わいが出てきます。 なつかしいレトロの世界の研究エネルギーになります。クリックで応援していただければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月30日 23時01分03秒
コメント(0) | コメントを書く
[こんなのもあります。] カテゴリの最新記事
|