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カテゴリ:本とマンガと映像と♪
なんなの!この面白さは!!一気読みしちゃいましたよ。 侮りがたし児童文学・・・・。 ・・・っていうか、この本、児童文学にジャンルわけされてていいんでしょうか?? この本です 主人公は今年30歳になる大人の女性。 強くて傷だらけで、重くて暗い過去に苦しんでいる、 でも真っ直ぐで、素っ気無いけどやさしくて、人間味のある女性なの。 とっても魅力的なんだけど、児童文学の主人公とは思えないかも・・・。 彼女は女ながら人の命を助けることを生業とした「短槍使いのバルサ」と呼ばれる用心棒。 守るべき人は、皇国の第二皇子チャグム。 父である帝と、得体の知れない幻獣との両方から命を狙われてるの。 この少年が、また良いんだわ~ 始めはプライドだけ高い生意気な皇子って感じなんだけど、 読み進むと自分の「オカン度」が高くなってくるのがわかるくらい 母性本能がくすぐられます。 改めて考えてみると、ルックスの描写とかもあまりなくて、セリフも短いの。 全てがサクッとした描写なんだけど、だからこそ行間を読ませるというか、 その分読み手の想像する余地があるというか。。。。 色も鮮やかに場面が浮かび上がってくるのがスゴイです。 この話、全部で三部作らしいんだけど、 長編型の作家が書いたらすごい長さになるような気がします。 たとえば栗本薫さんとか菊池秀行さんとかが書いたら、 エロくてグロい描写がバンバンでてきそう(笑) で、何十巻も続きそう(爆) そのくらい設定からして大人向けです。 子供だけに読ませておくには勿体無い本だと思います 文庫でも出てるんだね nanaco☆さ~ん!読んだらやっぱりハマッちゃったわーーー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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