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2007年09月19日
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やられたー。ゆっくり読もうと思ってたのに、やっぱり一気読みしてしまったわ。

読んでると、切なくて苦しくて、でも読後感はとても良いの。

なんでこんなに主人公の気持ちで読み進められるのか、自分でも不思議。

        単行本と文庫本 どちらの挿絵も素敵です

この作品は「守り人」シリーズの2作目。

児童文学のカテゴリーに収まらない作品であることは、以前日記にも書きましたが

この「闇の守り人」は大人からの支持がとても強い作品なのだそうです。

人を想う気持ち・・・特に 既に亡くなっている大切な人への気持ち を

正面から描いてて、読んでて胸が苦しくなるほどでした。

「短槍使いのバルサ」と呼ばれる、強くて優しくて真っ直ぐな女用心棒の心の葛藤が

物語の中核を貫いています。

彼女を育てた養父「ジグロ」・・・・・・・血をはくような親友のたのみに、

親友の娘である幼いバルサの命を救うために、

地位も名誉も国をも、それまでの人生の全てをも捨てて逃亡生活を選んだ男。

かれらを抹殺するための追手が次々に来るんだけど、その誰よりもジグロは強いの。

けれど、追手となっていたのは深い絆で結ばれていた、かつての友なんだよ。

もー、ね。私、このテの話は涙なくしては読めないタイプなの。

バルサもいいけど、ジグロって男が最高にイイ!!!

シリーズ本だけど、この本の単品だけでも読み応えがあります。

刊行された順番に読むのが良いんだろうけど、どれからでもおもしろいです。

・・・・・って自分に言い聞かせてるかのように書いているのには訳がありまして・・・。

私、以前の日記で全3部作!って書いてたんだけど・・・

「これが最終巻かぁ」って思いながら「神の守り人」ってのも読み始めたんだけど。。。。。

実は「守り人シリーズ」って全10巻で完結らしいんだよね。。。雫

でもって、読み始めた本の前に2冊ほど抜けてるらしいんだようっしっし雫

刊行された順番・・・・・

そんなの関係ね~!!!とか叫んでいい?(笑)

や。マジです。どれから読んでも面白い・・・ハズです大笑い雫













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最終更新日  2007年09月19日 23時49分24秒
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