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2008年01月23日
カテゴリ：本とマンガと映像と♪
「これを笑いながら読んでる自分ってどうよ・・・」と、いろんな意味で 複雑な気持ちになってしまう漫画でした。 ３０歳まで女性として暮らしてきたが、染色体異常で半陰陽と判明。 男性化したり女性化したりする自分の体質の謎が解け、縮胸手術を受ける。 以後、男性として創作活動を続けている・・・・。 作者、新井祥さんの実話！です。     現在４巻までやー、なんと言うか・・・・・ 両性具有的な人が出てくる話は読んだ事があるんだけど、 自分で思い描いていたイメージとのギャップがすごいのなんの・・・  萩尾望都さんとか花村萬月さんの両性具有は美しいからねぇ・・・（遠い目） この本は、基本的にギャグとエロです～。 ・・・しかも、オヤジ系・・・・・・（個人的には、エロ全開な１巻は読みにくかった） 女性として生きてきて、男性と結婚もしていた作者が、オッサンと化していくのが あまりにもリアルに描かれてます。 同性愛、性同一性障害、そして半陰陽・・・・ボーダレス化している社会ですが ホントにここまでボーダレスな話ってのも初めて読んだよ・・・・・。 ちなみに、内田春菊先生や三浦しをん先生が、この本を大絶賛してたりします。 私も、笑って１～４巻を一気に読んじゃったんだけど、 実は、読み終わった直後は、どうしようもなく物悲しかったのー。 いや、この本がどうこうってんじゃなくて、 この間読んだ本が、心洗われるような美しい話だったからさー、 なんだかとっても澄んだ気持ちでいたのよね・・・・・ その澄んだ気持ちを持ち続けられたのが２日間だけだったか・・・ っていう個人的な悲しさなんですけどね（笑） ところで、これは友達に借りた漫画なの。 その友達は、ウチに遊びに来る時に「作ってみたの  」と、シフォンケーキやら可愛いモノ達をそっと差し出してくるような かわゆいママ友だったりします。 およそ、こんなギャグマンガを好むとは思えないタイプです。 「見た目だけでは、わからない」ってのは、ママ友にも当てはまります～  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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