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テーマ:お勧めの本(7395)
カテゴリ:本とマンガと映像と♪
旅行エッセイになんちゅータイトルを付けるんでしょうwww 『恐怖の報酬』っていうサスペンス映画から引用したそうなんですが、 どんな旅なんだよ 旅行エッセイに見えない表紙 モトネタはコレ 【内容情報】(「BOOK」データベースより) なぜ「あんなもの」が飛ぶのか未だによく分からない。人間が存在していられないくらい高い高いところ。頭の中は、私の悲鳴と加速する「あれ」の音でいっぱいになる―。イギリスとアイルランドにはとても行きたい、ビールも飲みたい。だが、飛行機には乗りたくない。番外編三本も収録、初の紀行エッセイ。 酩酊混乱紀行とか副題がついてます(笑) 読んで納得。そっかー!恩田さんって飛行機苦手だったんだー。 恐怖を紛らわせるためにひたすらビールを飲んだり、文章を書いたり、妄想に走ったり(笑) 本人大真面目なんだけど、コメディとしても読めてしまいます。 飛行場に向かう成田エクスプレスの中でのパニクリ方なんて噴出しちゃった。 だって、少女マンガの登場人物、しかも飛行機に乗れない男に 「助けて、千秋さま。お願いっ」 って、助けを求めちゃったりしてるんだもん。 ( ちなみに 「のだめカンタービレ」 の、千秋さまだよ ) でも、読み進むと、さすが作家さんならではの旅行エッセイだと思ったわ。 イギリス・アイルランドの景色の描写なんてとっても美しいし 旅先でのふとした場面からお話が出来ていく様子なんか 「おお~!さすがです。その続きをいつか読ませてもらえるのね!!」 って、ドキドキしちゃいました。 将来的にお話を自分で書いてみたい人には、 書かれてある発想法とか、とても参考になるんじゃないかしら? 彼女の作品に 「ライオンハート」 という小説があるのですが、 その小説は、ある一枚の絵からインスピレーションを受けたのだそうです。 ウォルター・R・シッカート作 「エアハート嬢の到着」 という絵なのだそうですが、 彼の絵はアイルランドのテート・ギャラリーに展示されてあるそうです。 恩田さんが訪れた時にはその絵は展示されてなかったそうですが、 彼の絵はどれも悪魔的に巧く、どこか妙になまめかしいんだそうです。 私もいつかそれらの絵を実際に見てみたいなぁって思いました。 あぁ。あと、パブめぐりをしてビール飲みたいなぁ。。。 本を読んで、 「自分も行きたいなぁ~! って思わせるんだから、 やっぱりこの本は上質な紀行文なんでしょうね ・・・・そして、お約束のコアリズム3日目の報告(笑) ちょっと慣れてきたので 「上級プログラム」 も続けてやってみようしたの・・・。 ・・・・速攻で挫折したわw もうしばらくは、「基礎プログラム」 だけ続けてみます~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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