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カテゴリ:本とマンガと映像と♪
良くも悪くもサクッと読めます。 芸能界に生きる美少女が主役なので、読む人・読む時期によって 具体的に思い浮かぶ顔ってのがありそうな感じです。 ちなみに私は「宮崎あおい」ちゃんの顔がチラチラと浮かびました 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 私は他の女の子たちよりも早く老けるだろう。チャイルドモデルから芸能界へ―幼い頃からTVの中で生きてきた美しくすこやかな少女・夕子。ある出来事をきっかけに、彼女はブレイクするが…少女の心とからだに流れる18年の時間を描く。芥川賞受賞第一作。 彼女の本って、どこか熱がこもったような暗さを感じるのは私だけでしょうか? 主役の性格が云々ってのじゃなく、文章自体が持つパワーだと思うので 作家としての個性なのかな? その独特の空気感は、大きな魅力の1つだなぁ・・・などと思いながら読みました。 そうそう。 「蹴りたい背中」の時とは逆に「綿矢りさ」さんの可愛いルックスは、 今回はある種の説得力を増す結果になってます。 ちなみに「蹴りたい背中」の私の感想は こんな感じでした。 なんてったって作者本人が可愛いから、美少女の心理描写がリアルに感じます(笑) これを不細工で知られた作家が書いてたら、文章力があってもなくても 読んでて辛くなったかも・・・などと、失礼なことを考えちゃったりなんかしてw そう。 等身大の女の子は、そのまま作者本人のいろんな経験が生きてるような 伸びやかな魅力があります。 でもねー・・・・うーん。 これは個人的な好みの問題なんだけど、この女の子、良い子過ぎて好きじゃないの(笑) 他の登場人物達は、ほどよくシタタカなんだけどねぇ・・・。 残念な事に、私好みの「シタタカでいて魅力的」・・・とまでは達してないんだけどさ。 そんなわけで、誰にも感情移入できず、サクサクと読んでしまいました。 文章力は文句なしにあるから、面白く読めたんだけどねー。 ・・・・小説家にとって、糧になる自身の経験ってのはすごく大切なんだと思えました。 「綿矢りさ」さんは、長い目で見守っていきたい作家さんですね~ ブログの更新ちょっとサボってましたが、 PCの調子が悪かったり、体調がイマイチなのに忙しかったりと 落ち着かない日々を過ごしてます。 え~と・・・。 決してコアリズムに挫折して更新しにくくなってたわけではありませんよ~ ちゃんと続けてますよ~・・・・結果でてないけど(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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