いまだに信じる事が出来ない悪夢の様なあの日から10日が経ちました。
色々な想いが日々私の中で渦巻いています。
あまりにたくさんの方が亡くなり、テレビの報道を見ているだけで涙が出てきます。
ただ、避難生活がいつまで続くのか分からない方たちが励ましあって
みんなで頑張っている姿を見ると、私が泣いてどうすると恥ずかしい気持ちになったりしています。

首都圏では計画停電により通勤電車が凄い事になっています。
毎日内蔵破裂するのではないかと思いながら電車に乗っています。
また、スーパーに物がない日が続いていました。
私は元々おっとりしているというか、買い占めと言う事を全く考えていませんでした。
そのせいでお米が無くなり、ダー様がスーパーに並んでくれてやっと
２キロを手に入れることが出来ました。
みんなが日々必要とするものを買っていればこんなことは無いのではないか。
物が無いのは買い占めでは無く、物資の流通が上手くいってないだけではないか
と思っているところに、ニュースで買い占めしているスーパーでの様子が流れました。
すごく悲しい気持ちになりました。
確かにみんな日々の生活、家族の生活は大切です。
でもそんな姿を現実にテレビで見て本当に悲しくなりました。
自分が買い占めることによって困る人、買う事が出来ない人がいると
少しでいいから心の中で思って欲しい。
こういう時だからこそ思いやりの心を忘れないで欲しい。
私は主婦としては失格だと思いますが、大人二人の生活ですし
しばらく食べ物が無くても死にはしないと思っています。
小さなお子さんや妊婦さんは栄養が必要です。
そういう方々に物資が届かない事が無い様、願っています。

この様な想像を絶する事態が起こった今、人間の本来の姿が見えてきます。
義援金や物資、たくさんの優しいみんなの気持ちが集まっています。
ほとんどの人が何とか役に立ちたいと思っているはずです。
その優しい気持ちで被災された方々が少しでも早く元の生活に近い毎日をおくれるよう
一人ひとりの小さな力を集めて私たちも頑張っていきたいですね。

この災害で亡くなられた方々のご冥福をこころよりお祈りいたします。
また、少しでも多くの行方不明の方が見つかる事を願っています。