音楽とポイントが好きなおやじの日記

今日は、楽天トラベルの価格そのものについて少し考えてみます。

前にも書いたように、楽天トラベルの前身、「旅の窓口」はある種のディスカウントサイトでした。つまり、このサイトで予約すれば、電話などで予約するよりも同じホテルに安い値段で泊まることができたのです。

この価格差が結構大きくて、当初直接予約するよりも安い、ということで結構話題になったように記憶しています。現在の楽天トラベルも､一応その流れをくんでいるわけで、ここで予約すればお得、というのが基本的なイメージになっていると思います。

ところが、最近の価格設定は必ずしもそうではありません。どういう事かというと、楽天トラベルなどのサイトを経由しなくても、そのホテルのサイトでネット予約した方が安い価格設定なっていることも少なくないのです。

これは、冷静に考えてみれば当然のことで、楽天トラベルを経由すれば、ホテル側としては、当然予約紹介手数料を楽天トラベルに払うことになるわけで、直接予約してもらえば、この手数料がない分コストがかからないわけです。

ですから、単に安いネット予約を考えるなら、楽天トラベルがそのソリューションという時代ではなくなっていますので、他の格安サイトやホテル自体のサイトで企画している宿泊プランを当たった方がいいかもしれません。

それでも楽天トラベルを愛用する理由としては、全国どこでも簡単に検索できることに加え、やはり楽天のポイントが付くことになるでしょう。1%のポイント分くらいでは、ホテルサイトとの価格差を埋めるには至らないこともありますが、これにポンカンキャンペーンなどを加えて考えると、楽天トラベルの方が最終的にお得になることも少なくないようです。

もっとも、最近では、全国規模で展開しているホテルチェーンでも独自にポイントプログラムを持っていたりするので、お気に入りのホテルチェーンがあればそちらを検討する価値もあるでしょう。

しかし、私程度のホテルの使い方では、ホテル分だけで独自のポイントを稼ぐのは難しいので、やはり、楽天市場と合わせてポイントをためられる楽天トラベルは欠かせない存在です。