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カテゴリ:ちょっと脱線
さて、そうしている間に入院日数も多少延び、病理検査の結果が分かるときが来ました。
その時、私の主治医が病室にやってきて一言、 「奥さんはどうしましたか?」 どうやら、本人よりもうちの妻に説明したかったのでしょうか? 「ちょっと出ていていませんが。」 やむなく、私を相手に主治医は説明しました。 「病理検査の結果、あなたの腫瘍は、異型○×△◎■・・・」 で、よく分からないことばが続いたあと、要するに悪性ではなかった、ということなのです。私は、今まで書いたように、主治医との戦いをするつもりで覚悟を決めていたので、なんだか力が抜けてしまいました。 まあ、とにかく、この瞬間に私自身のがん治療は、とりあえずなくなったわけです。一応、この後も経過観察は続くのですが、悪性で経過観察するのと、良性で経過観察するのでは、まるで話が違います。 となると、主治医も私の切るために病院に捕まえておいたわけで、その用がなくなった以上、もはや入院させておく理由がありません。私は、即刻翌日退院、無罪放免、となったわけです。 もっとも、この主治医の指示も結構いい加減で、実は内視鏡手術で思ったより深く削ったためか、まだ少しの血尿が続いていたのですが、もう、どうでもいいようでした。 何はともあれ、これで、私は、人生の覚悟を決めたところから今の生活に戻って来たわけです。まあ、でも、入院中に考えたことは、全部無駄になったわけでもなく、今後ガンにならないようにいろいろと生活の中で気をつけていくことも決心しました。 これで、無事ガン治療の話は終わったわけですが、いよいよ本題のことについて、次回からお話ししたいと思います。 本日まで、楽器天国ポイント10倍です! 人気のアコギはいかがですか?
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Last updated
2011.01.28 13:40:48
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