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カテゴリ:日記
東日本の電力不足を補うため、西日本の電力を送電するという話があり、実際に行われているようです。
ところが、東日本の電気の周波数は50Hzなのに対して、西日本は60Hzと、周波数が一致していないので、そのまま電気を送ることはできません。 そこで、周波数を変換する、ということが必要になり、そのための設備があるにはあるのですが、2、3箇所で、計100万キロワット程度、つまり、原発1基分くらいしか送電できないそうです。 では、周波数の変換設備を増やせばいいのですが、そのためには、施設を作るのに年単位の時間がかかるようで、とてもすぐにはできないそうです。 そもそも、今回のように大規模な電力不足ということは想定されていなくて、そのための設備も準備していないということのようです。 こうしてみると、西日本に住んでいる、私たちが一生懸命節電しても、今ひとつ効果が少ないのだなあ、とがっくりしてしまいます。 でも、せめて、気持ちだけでも被災地域に人々とちょっとでも近い生活を共有することで、国民としての一体感が増せば意味があるのかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.29 12:08:02
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