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カテゴリ:日記
震災で津波が来たとき、学校にいた子どもたちはその地域の対応によって、ずいぶんと命運が分かれたようです。
とにかく学校後と津波にのまれたところがいくつもあったようで、そのままで、大変なことになってしまいます。実際、児童の8割が行方不明という小学校もあるようで、捜索をするべき教職員もまた行方不明という状況で、災害の悲惨さが伝わってきます。 その中で、石巻市の小中学校では、ほとんど児童の死者が出なかったという報告があります。どうしてかというと、建物が丈夫...ではなく、いち早い児童・生徒の高台への避難があったようなのです。 「津波てんでんこ」という言葉があるそうで、「てんでんこ」とは、てんでばらばらというのが元の意味らしいですが、津波が来るときは、とにかく指示を待つのではなく、自分の判断で高台に逃げろ、という教訓のようです。 この教育のおかげで、子どもたちは、地震の直後から教師の指示を待つことなく、いち早く高台に避難した、というわけなのです。 防波堤などの対策も必要ですが、こうした避難の仕方についての教訓が生きていることの大切さがつくづく身にしみるところですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.30 10:55:05
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