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テーマ:みんなのレビュー(171949)
カテゴリ:音楽制作・音楽全般
音響学って聞いたことありますか?一口に音響と言っても、いろいろありますが、何をイメージするでしょうか。
音響と言えば、ステージの音響さんの仕事のイメージが強いでしょうか。音響学というのは、音について学ぶことですから、音に関係する分野なら、誰でも勉強する科目になります。 そこで、問題となるのが、音響学を本格的に勉強しようとすると、音は物理現象なので、物理学の、それもかなり奥まったところを勉強することになり、数学や数式の難しさに、一般人ならくじけてしまいます。 ここのところ、誰のために書かれたのかいまいち?な本をちらほら見かけます。中途半端に優しく書いてはあるのですが、用いられている数式は簡単ではなく、おそらく、読んでもきちんとは理解できないというものです。 単にトピックを羅列した啓蒙書もありますが、これでは勉強にはなりません。これに対して、文系でも音響を勉強しなく体はいけない仕事がだんだん出てきているようで、その需要に応えようとしているのかも知れません。 ここにレビューを書いた本のほか、文系向けと思われる音響学の本も多少は存在します。 ■商品名:音響学ABC ■レビュアー:Tomo-P9286 ※投稿時 ■レビュー内容 タイトルと表紙のイメージから、ほとんど啓蒙書か、文系の人でも読めるような本の印象を受けますが、中身は立派な理系の本です。 確かに、文字が多くて数式は少なめにはなっています。しかし、その数学レベルはけっして低くなく、それらを理解するためには、理系の大学の3年以上の数学力を必要とするでしょう。 むしろ、最初は、書かれている数式はほとんど無視して、文字部分だけを読み進む、というのも一つの方法な… もっと詳しく見る
などは、わかりやすいたぐいです。音楽制作のためのかみ砕いた解説書は、まだほとんどありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.06.07 11:08:42
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