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テーマ:科学はおもしろい(74)
カテゴリ:自然科学・物理学など
この話題、ちょっとでおくれましたが、一応理系?の自分としては、気になるところです。
そもそもiPS細胞ってなに?という話がちまたで流行っているようで、iPS細胞関連の本が売れて在庫がなくなっているとか、世の中は、平和なのか、単純なのか、毎度の事ながら、おもしろいなあと思っています。 iPS細胞は人工多能性幹細胞と呼ばれていますが、英語の正式名称は意外と出てきませんね。結構なじみの薄い単語ですが、 induced pluripotent stem cells の頭文字をとったものです。何でもiだけ小文字にしたのは、iPodなどのネーミングにあやかって普及させたい、との気持ちからだそうです。 stem cellというのが、幹細胞と言って、体細胞を作り出す能力のある細胞のことです。ただし、普通の幹細胞は骨なら骨、神経なら神経しか作ることができません。 しかし、受精卵やその直後の細胞はその後、全身の器官になっていくわけで、ひとつの細胞が、何にでもなれる可能性を持っています。これを(分化)万能性と呼んでいるわけで、pluripotentがこの意味です。 inducedは人工と訳されていますが、直接の意味は誘導するということで、本来万能性のない細胞が誘導されて版のせいを獲得した、という意味です。 今回の受賞で、山中教授の人柄などが話題になっていますが、何でも、奥様は小学校からの同級生?で、高校のときからつきあっていたとか、一途な方なのですね。大学も、奥様のことを考えて地元にしたとか、これは本物です。 不器用で邪魔中と呼ばれた話が有名になっていますが、私たち庶民は、そういう話を聞いてほっとするのでしょう。 ノーベル賞受賞者にしてはまだ若いので、これからのさらなる活躍に期待したいと思います。
今のところ売り切れてはいないようです。
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