音楽とポイントが好きなおやじの日記

コーラスサークルで歌う曲は、だいたいまとめて年1回くらい曲決めします。

ところが、最近、以前よくやってもらっていたピアニストがいなくなって、いろんな人にお願いするのですが、なかなか最適な人が見つかりません。

とりあえず、知り合いのピアノが弾けるという人にお願いしていますが、その人も忙しくて十分ピアノの練習ができないとのこと、ただ、現在はほかに当てもなく、とにかくその人頼みになっています。

そして、歌う曲の希望を出すときに引っかかってくるのが、このピアノ伴奏問題です。

そういうわけで、ピアノがあまり難しい曲は演奏が難しくなります。あるいは、その逆にピアニストが弾ける曲なら歌える?というところもあります。何だか、順序が違うような気もしますが、現実問題として仕方がありません。

ところで、最近男声がちょっと入ってきたこともあって、もしかしたら混声4部にできるかもしれないということになってきました。

そこで、混声4部なら、アカペラのレパートリーがたくさんありますので、アカペラで気軽に歌える曲を少しやろうか、という話になりました。

新しいメンバーは非経験者ということもあって、いきなり高度な曲は無理なので、とにかく楽に音取りできそうな曲が候補です。

いくつか、いろいろな合唱団の愛唱曲などを見た結果、「夜のうた」と「赤とんぼ」という、何ともベタな選曲になりました。

さらに、今年はいわゆる「ふるさと」もやることになっており、ちょっと老人福祉施設向けにシフトしている感じもあります。

ただ、なにげにいろいろな曲を紹介しているうちに、メンバーが反応したのが、武満徹の「小さな空」で、これは聴いた目ばきれいですが、技術的には難度の高い曲です。

でも、これがやりたい、という声が強く、すぐにはできなさそうですが、今後のレパートリーに加わっていきそうです。

美しいものを美しいと感じる感性が健在ということだと思いますので、こうしたメンバーの気持ちは大切にしていきたいと思います。

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武満徹の合唱作品は多くありませんが、珠玉の作品が並んでいます。難度は高いですがお薦めです。