引き際
昨日のしくじり先生、
見るつもりなかったんですがつい引き込まれ
見てしまいました。
ここ数年、「引き際」について考えることが多くなったのですが、
昨日の村主章枝さんも、
スケート人生の引き際について語っていましたね。
現役時代が、ちょうどフィギュアのスターが次々誕生した時で、
演技力はあるのになかなかメダルがとれない
薄幸なイメージが彼女にあります。
現役にこだわって、
元パイロットとCAさんというご両親の
財産を使ってしまったことへの
後悔を口にしていました。
メダルに手が届きそうで届かないという、
微妙な位置にいたということが、
現役への執着になったのかも知れませんが、
自分以外の誰かを犠牲にしてまで、
意志を貫く決断は、なかなかできないなあと感じました。
(ご両親は犠牲になったとは思ってないと思いますが…)
まず精神的に堪えられませんよね…。
あの年齢で、スポンサーも撤退したら、
普通は現役を続けることはほぼ不可能なくらい、
お金がかかるのだそうです。
年間2千万‼とか聞きますもんね。
彼女の場合、ご両親に財産があったからこそ、
引き際に苦悩することに
なったのかも知れませんね。
フィギュアで活躍する選手には、
兄弟、姉妹でスケートやってる方がいっぱいいますが、
どんだけお金持ちなんだろうと考えちゃいますね。
引き際は、誰でもない自分で決めるもの。
私も、あああの時、引き際を見誤ったなあと、
思うことがいくつか、あります。
早まった、ではなく、遅きに失した、のほう。
どうも自分には、潔く決断する力が、
欠けているなあと、
今更ながら思うのです。
いくつになっても、人は迷うものですね。
皆さんの引き際はどうでしょうか。