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テーマ:同居は嫌ですか?(1161)
カテゴリ:義実家のこと
我が家では毎日、オットの携帯に、
姑が何歩歩いたか、データが送られてくる設定にしています。 携帯についている歩数計のデータですが、 これで毎朝無事を確認していました。 姑が亡くなったあの日、 オットに送られてきた歩数計のデータはゼロ歩、でした。 しかし、携帯を持たずに出かけてしまったりしてゼロ歩だったことが何度かあり、 ああまたいつものことね、くらいに思っていました。 しかし、ん?と思うような出来事が起きました。 あの日は舅がデイサービスに行く日だったのですが、 デイサービスの職員の方がいつものように家にむかえに行くと、 いつもなら舅と姑、二人で玄関に出てくるところ、舅が一人で出てきたらしいのです。 「おばあちゃんは?」 と聞くと、舅は、 「あーちょっこら出かけた。」 と答えたらしく、職員の方は、姑がいないのに舅を連れて行くわけにもいかず、戻ったのだとか。 時々作り話っぽいことを言う舅を理解している人であれば、そんな話は鵜呑みにしないんですが、 その方はきっと慣れていなかったのでしょうね。 しばらくしてオットの携帯に職員の方からこの出来事の電話がありました。 その後何度か義実家に電話するも誰も出ず、 ついには舅が出たものの、舅は受話器の置き方がわからないので受話器が外れたまま、 連絡を取るすべがなくなってしまいました。 ちょっと外へ出たとしても、姑が何時間も舅を一人にしておくということは考えられず、 この時点で、私もオットも、かなりおかしいと感じ始めていました。 「どうする?行ってみる?」 義実家へは高速を飛ばして1時間半。行くにしても、 義実家近くに住む親せきに先にちょっと様子を見にいってもらうことに。 その数十分後。 義実家に様子を見に行ってくれた親戚の方からの電話を受けたオットは、 腰に手を当てて、天を仰いでいるように見えました。 「風呂場?そうすか・・・亡くなってたか。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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