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テーマ:節約きもの道楽(12)
カテゴリ:きもの
正絹の長襦袢を自分であらってみました。 今回用意したのはこちら。ネット、シルク用洗剤、柔軟剤。そして参考にする本。森荷葉さんの「きものレッスン」(筑摩書房)。 森さんは長襦袢はポリ派で正絹の場合、いちいちクリーニングに出して¥3000もだしてたら大変なので薄い色なら自分で洗ってしまうらしいです。丸洗いにだしても裾や袖口の汚れはとれないことがあるので自分で洗ったほうがよい場合もあるらしい。 そこであたしもチャレンジ。挑む相手はかれこれ6年ぐらい前に仕立て上がりで買った正絹の長襦袢です。とにかく活躍してくれたやつ。お茶会から着付の試験まで働いてくれたけど、脇のくけはほつれてきたし、襟肩開きもビリついてきたし、背縫いも・・・。なんかそんなの高い金だして洗うのもな~と思てったので居敷きあてだけはずしてアイロンかけるときのあて布にしようと思ってたけど、まだ着れるのでもったいない。 というわけで洗ってみました。 まずシルク用洗剤をいれたぬるま湯にドボン。 絹ってめっちゃすごい勢いで水を吸うのね。びっくりしたわ。ここで押し洗いしました。ちなみに洗剤の量は適当。 ネットから取り出してシャワーをかけてすすぎ。わたしは上から手でたたいて泡を取り除きました。なんか正絹特有の光というかテリがなくなって一瞬やばいかもとよぎったけど縮んでないみたいだし続行。 すすぎが終わったら今度は柔軟剤を入れたぬるま湯に浸しました。 そのままネットに入れて10秒脱水。本には5秒って書いてあったけど、なんか水が滴るのがいやで10秒やってしまった。 早く乾くように暖房の効いてる部屋にしわを伸ばすようにひっぱって干しました。なんか頼りないかんじになっちゃった。 生乾きの状態でいざアイロンです。本通りだとまず衿→縦の縫い目とアイロンをかけるらしいです。一応、その通りにやったつもりだけど、袖とか裾とか生地が二重になってるところは乾きが遅いので時間かかりました。本には低温とあったけど、時間かかるので最後のころは高温でかけちゃいました。 アイロンかけたら元のようにテリもでてさっぱりしました。縮んでもいないようなので成功です。こんなことならもっと早くやればよかったよー。丸洗い代が浮くのがうれしい。ただ縮緬はかなり縮むような気がするので避けます。綸子系の帯揚げなんかもこれと同じように洗えるんじゃないかな?と思いました。ただ、アイロンが時間がかかる作業なのでヒマなときにやるのをオススメします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年02月12日 22時06分33秒
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