主婦だってニートだってきもの道楽したっていいじゃん。

今日は妊娠最後の日。

ここんとこかなーり調子悪くて更新もしてませんでしたが、最後の日ぐらい…と思い携帯をとりました。


ここ数日は自分でも「あー赤ちゃんが下がってきてる！」とかんじるくらいのズキーン・ドスンという引力に従って下に向かって痛みが走り、トイレに歩いて行くだけで痛みでフラフラ。といより痛みで動けなくて立ち止まってしまう始末。点滴してなかったら陣痛きてんだろうなぁ～なんて呆然と考えてました。
歯磨きするにもお腹はカチカチだし恥骨に痛みが走り前かがみになれない…
そして、一番辛いのが胃への圧迫。横になってると「目が回ってきたー。酸欠になりそう！」ってかんじ。座るとコーラ飲んだ時よりも凄いゲップがでてスッキリするんだけど、なんせ寝てなくちゃいけないからしんどい。なぜか座ってるほうが胃が楽。
頭で胃と脇腹と肋骨をぐりぐりやられて痛いし…息が止まるかと思うぐらい痛いし。
点滴も血管がボロボロで腫れまくりで痛いし痒い。

足とか腕にぶつぶつができて痒いし。薬貰ってるけどいまいちだし。

非常に申し訳ないが家族以外の面会はお断りしました。来てもらっても痛みと苦しみで喋れないし、鬼のような形相なので。こんなんじゃ、辛くて作り笑いも出来ません。オペ後は痛みで今の状態より酷いんだろうな…

でも、夕べは久しぶりによく眠れたのでよかったです。具合悪くて眠れない日々が続いていたので体力の限界だったのか9時すぎにはぐっすり寝ちゃったみたい。

今朝は10時すぎからオペ前の処置がはじまりました。NSTはいつも通りだけど、分娩台に移動して毛を剃られました。お腹～あそこまで綺麗に！くすぐったかったけど、あっけなく終了。
そして、抗生剤の反応を見るためのテストで注射を2本。

体重測定。妊娠前から＋4キロ。看護婦さんには「寝たきりだったのによく太らなかったね！」と驚かれた。寝た状態しか見たことない看護婦さんたちは「背高いんだね！細いねー。後ろから見たら妊娠してるってわかんないよ！明日、産んだらスマートになれるね！」って賞賛(?)してくれたけど、大丈夫！！！十分、腹でてるから。かなりお腹重いし、相当デカい子供が入ってると思われます。
部屋に帰るとうちのママとおじさんが来てて、久しぶりに会ったおじさんには「そんなに腹小さくて産んでいいの？」ママに「子供育ってんの？」と質問攻め。

もぅ～あたしだってわかんねーよ！医者がいいって言ってんだからいいんじゃね？

今日、9時以降は飲食禁止なので最後の晩餐を持ってきてくれたらしい。
1、たらこのお茶漬け
病院の脂っこい食事に飽きてたので、早速お昼に食べた。案の定、今日は酢豚でした。悪いけど手つけませんでした。腹切る前の日ぐらい好きなもんだけ食いたいじゃん。

2、セブンのフライドポテトとシュークリーム
なぜか昨日からこれが食べたかったのさ。

3、お赤飯
やっぱりうちの赤飯が一番。これは晩ご飯に頂くとします。

午後からは心電図を取って出産前の最後のシャワー。元気な妊婦さんならゆっくりシャワー浴びるとこなんだろうけど、お腹カチカチでフラフラしてるあたしはさっさと済ませて、即、点滴。約2ヶ月かけて100本の点滴をしてきたあたしの血管はもろくなってるので細い針を入れてたんだけど、オペに備えて太い針を入れなくちゃいけないらしくて看護婦さんも苦労したみたいです。食べないから栄養剤の点滴、もしもの時のためのライン確保（輸血のため）、子宮収縮の点滴、抗生剤、血圧が異常に変動した時の為など太い針にするにはいろいろ理由があるみたい。


前日の処置はこんなかんじで退院までのスケジュール表を貰って、手術同意書にサインと印鑑を押しました。

ちなみにこの病院ではオペ後、2～3日は動きません。帝王切開でも出産翌日から自分で赤ちゃんのお世話する病院もあるみたいだけどね。なので2～3日はゆっくり寝てママが体力を回復させるようです。
尿導カテーテルも入っていて動けないので出産後、2日間はママが付き添いで泊まります。部屋には付き添い用のソファベッドがあり、布団は貸してくれ、食事も前日までに頼めば病院で出してくれます。付き添いの人にも個人病院だからいろいろと配慮があるみたいですね。むしろこの病院は最低でも帝王切開した当日は付き添いがあったほうがいいって考えみたいです。自分では身動きできないし、急変することもあるからだそう。
でも最近の産婦人科はいろいろで夜中のお産は家族は帰るように言われたりするらしいよね。ちなみにここは夜中でも家族OKで、夜中に小さい子供がハイテンションで走り回ってたりします。

そうそう、切迫早産でウテメリンを点滴していた人が帝王切開した時のリスクは傷あとの出血が多くなるらしいです。ウテメリンは血行をよくする薬なので出血が多くなることがあるみたいです。看護婦さんの話では傷よりも子宮の収縮の痛みを訴える人のほうが多いらしいです。

今日はゆっくり寝て、オペ後の痛みと戦う体力をつけねば！