橋本病のはじまり3
私の場合、甲状腺ホルモンが増加してしまったと以前書きましたが、そのような症状を「甲状腺機能亢進症」というようです。ちなみに逆に甲状腺ホルモンが低下してしまうのを「甲状腺機能低下症」というようです。前述の亢進症はバセドウ病によりおこることが多く、逆に低下症は橋本病で多いらしいです。しかし、わたしは橋本病で亢進症を起こしたようです。これは甲状腺ホルモンの分泌が多すぎて体の新陳代謝が活発になり、常に体が全力疾走しているような状態に陥るようです。それにより、ひどい疲労感がでるようです。その他、暑がりになり汗がひどい、動悸、息切れ、イライラする、下痢、食べても痩せる、手足が震える、頸が腫れる、眼球がでてくるなどの症状が現れます。私も眼球が飛び出る以外の症状はすべてでました。頸の腫れは自分や家族は気が付きませんでしたが医者は分かったようでした。そして、これはあんまりないようですが私は吐き気がひどく、目がまわって、最後に吐くという症状がありました。吐くと大抵すっきりし、なぜかこの症状は夜が多かったです。そういえば、初めて甲状腺専門病院に行ったとき「熱でなかった??」と聞かれましたが確かに調子が悪くなってきたころに意味不明の発熱がありました。みんなそうなのか分かりませんが、風邪の症状はなく8度以上の熱が1日でて寝込んだことがあります。橋本病と診断され薬を処方され最初の2~3ヶ月は2週間おきぐらいで病院に通っていました。その後は1ヶ月おき、3カ月おきといったかんじで間隔が空きました。橋本病と診断され4~5ヶ月目には、今度は短期間ですが甲状腺機能低下症になりました。つづく