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カテゴリ:日々雑感
にほんブログ村 皇子の住居は、三階建て総戸数35戸という、小規模の分譲マンション。 4人の住人が任期2年という持ち回りで、管理組合の役員を務めます。 皇子も昨年役員となり、今年が2年目に入りました。 役員会は、月1回開催されます。 前役員会からの引き継ぎ事項は、築35年というマンションの老朽化に対処 すべき、大規模修繕工事。 外壁を含めて、共有部分の大規模修繕工事は、既に1回なされています。 本修繕工事に加え専有部分の給排水管工事も、管理組合として 合わせてすべきではないのか?と、役員会にわてが提案したのでした。 専有部分とは住戸内の居住空間、壁や天井のクロス、フローリングなどで、 玄関扉や窓ガラス本体は共有部分となります。 一番問題なのは、各戸の給排水管は専有部分であり、普段目にする ことがない配管や配線なのに、その管理責任は所有者になっている ことです。 築35年ということで、工事業者から給排水管更新工事案内の投げ込みチラシが、 各戸にありました。 しかし、更新工事を各戸の自由裁量にすれば、その費用から改修を行わない 所有者が発生することは必至。自分が改修工事を行っても、上の階が やらければ、上からの漏水事故という、トラブルが起こりうるわけです。 従って、マンションの価値を住民全体で維持するためにも、経年劣化による 専有部分の給水管・排水管・給湯管の更新工事は、管理組合の専決事項 ( 共有部分同様 )とするべき、という趣旨なのです。 役員全員の同意を得て、皇子の提案事項が承認されました。 問題は、外壁を含めた大規模修繕工事と専有部分の給排水管工事、共にできる ほど組合の修繕工事積立金はありません。 そこで、どちらが緊急性を要するのか?の診断、そして予算はそれぞれいくらに なるかの積算依頼を、工事業者に要請中。 そんな中、よく知っている1階の住人から、三階からの給水菅水漏れによって 被害が生じ、その解決がなかなか進まないとの、相談がありました。 当マンションの管理会社に問い合わせると、水漏れ発生は給水の元栓で、ここは 専有部分として賠償責任は、事故発生住人が負うべきものである。従って、 現在その住人は楽天保険に加入していたので、そこが被害認定と現状復帰を 含めた賠償金額の算定に入っている、との回答を受けました。 しかし楽天保険は、保険組合に加入していないアウトサイダーだそうで、その 信頼性はいまいちとの情報ももらえました。楽天市場でのトラブルについても、 消費者とショップとの直交渉として、楽天は市場管理責任を放棄する態度に 終始する事を、皇子は体験的に知っていますので、これではらちがあかないと 判断しました。 理事会で検討した結果、管理組合で加入している保険でカーバー出来るので、 ここで賠償額の算定と現状復帰を行い、この保険会社から楽天へ請求するとの プロセスで、本事案の対処を決めました。 水漏れが発生すると、原因となった配管の修繕費だけでなく、下の階の天井や クロスの貼り換え、故障した家具家電の賠償と高額な費用がかかるケースもあり、 どこが負担するものなのかマンションにお住まいの方は、予め調べておいた方が いいですよ。 ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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