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カテゴリ:文学
にほんブログ村 わいのブロ友さんでも、にゃんこ派とわんこ派に別れます。 共に、パートナーであり、また家族の一員であることに、変わりは ありませんが・・ 忠犬ハチ公のように飼い主との絆、主人へ尽くす強い思いという点で、 ワンコにまつわる話や映画は数多くあります。 村上たかしの漫画< 星守る犬 >は、2009年の<泣ける本ランキング> と<読者が選らぶプラチナ本 >の二部門で第一位を受賞し、2011年に映画化 されました。 北海道のキャンプ場で発見された男の遺体と、そばに寄り添うように死んでいた 犬の骨。遺体の埋葬処理を請け負った市役所福祉課に勤める男が、死んだ男の 足取りを辿り、旅に出ます。 その行き先々でわかる、死んだ男おとうさん(西田敏行)と秋田犬ハッピーの、 人生の夢と挫折、老いと孤独、不況とリストラ、熟年離婚、無縁仏など、現代が 抱えている問題を絡めての、泪と笑いの物語。 犬を主題にした映画は、これまでもいくつもありました。 < HACHI 約束の犬 > 2009年公開 < 世界一おばかな犬が教えてくれたこと > 2009年 < いぬばか > 2009年 < 犬と私の10の約束 > 2008年 < マリと子犬の物語 > 2007年 < さよならクロ > 2003年 < MY DOG SKIP > 2000年 < 星守る犬 >は、その中でも1、2位を争う作品では、なかったでしょうか? < 星守る犬 >の意味は、犬がもの欲しそうに星を見続けている姿から、手に 入らないものを求める人の事を指すそうです。 ここまでくるとニャンコ派から、猫だって人間との心のやりとりがあるのだと、 クレームがつきそうですが・・・ 確かに、6月20日朝日新聞の土曜版に掲載された、小池真理子の< 猫たち が見守ってくれる >というショートエッセイを読み、ぐっときましたがな。 彼女が5歳の時、東京の社宅から引っ越す際、家を囲うブロック塀に、大勢の猫が ずらりと等間隔に並んで座っていたそうです。母親が近所に住みついた野良猫 一族に、残飯を毎日与えていたので、世話になった礼を述べ見送ろうとするかの ように、みんな品よく前脚をそろえていたと。 小池は小説家藤田 宜永( よしなが )と結婚し、今年の1月30日に 死別したばかり。 彼が生存中口喧嘩をすると、飼っていた猫が真剣な顔つきで間に割って入り、 小池を見上げてにゃ~、藤田を見上げてにゃ~~と、大きくないたそうです。 これに二人は互いに思わず笑いだし、休戦となったと。 小池が第114回直木賞を受賞した作品< 恋 >。 彼女の作品のエンデイングは、読後の余韻を残すとても綺麗なフレーズに、特徴が あります。 この作品では、 確かにと、鳥飼は声に出して言った。 あなたち三人は、本当に仲がよかったのですね。 それに応えるかのように、机上のマルメロの果実が ふわりと濃厚な香りを放った。 本ショートエッセイでもこのように、話を結んでいます。 6月のよく晴れた日。 猫たちと眺める窓の外。 鬱蒼と生い茂る木々のそちこちで、おびただしい数のハルゼミが鳴いている。 無数の美しい鈴の音のようである。 ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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