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想い出は心の宝石箱に。。。

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2020.08.18
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カテゴリ:日々雑感
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​ ​​​弘前に行った時、ある喫茶店に貼られていた < コーヒー賛歌 ​>。

 マスターの自作だと思い、えらく詩心があるなと感心して、思わずシャッターを

 切ってしまいました。

     
​​

                  IMG_2888 (480x640) (480x640).jpg



 

 ところがこれは、フランスの政治家で外交官であった、シャルル=モーリスト・

 ド・
​タレーラン​=ペリゴール( 1754~1838 )の言葉であると、

 後でわかりました。


 彼は、フランス革命から七月王政まで活躍し、オーストリアの​メッテルニヒ​

 と同じく、外交の天才として並び称されました。また、その政治手腕は、

 
​ナポレオンに< 絹の靴下の中の糞 >と言わしめたごとく、老獪なもので

 ​
あったと言われています。


​ 彼は、美食家でまた​コーヒー愛飲家​であったことから、美味しいコーヒー

 を​
口にした際の賞賛の言葉で、あったのです。  

 


   





 ​​現在我々が口にしている、焙煎した豆から抽出したコーヒーが登場したのは、

 13世紀以降と
言われています。

 
​​​​ 15世紀には嗜好品として中東・イスラム全域​に飲用が広まり、

 オスマントルコの勢力拡大に​​​​
伴い16世紀にはヨーロッパに伝わり、17世紀

 中にヨーロッパ全土に伝播。北米には1668年、
ヨーロッパからの移民によって

 伝わりました。日本へは、18世紀末にオランダ人によって、持ち
こまれた

 そうです。





     

   

 

 コーヒーの成分、カフェイン・タンニン・ポリフェノール・ニコチンなどは

 ​薬理作用​があり、コーヒーが発見された時は、薬として利用されていたの

 でした。

​​    
 特にカフェインの薬理作用として、

​​

  • 平滑筋を弛緩させることによって気管支喘息や狭心症の改善に作用する
  • 大脳皮質に作用して精神機能、知覚機能を刺激する結果、眠気や疲労感を取り除き、思考力や集中力を増す
  • 中枢神経に作用し、呼吸機能や運動機能を高める
  • 心臓の収縮力を高めることによる強心作用 (低血圧を一時的に改善)
  • 腎臓に作用して利尿効果を促進する
  • 胃液分泌を促進し、消化を助ける
  • アセトアルデヒド(二日酔いの原因)の排泄を促進する。(二日酔いの頭痛に効果
  • 脳内の血流を良くすることによって、脳血管性の偏頭痛を静める
  • ボケやパーキンソン病の予防効果





​​​ 一方では、消化性胃潰瘍、貧血、口臭などの原因になると、コーヒーの害を

 指摘するものもあります。特に一時期、コーヒーによる発がん性が、話題に

 のぼりましたが、これは厚労省の研究によって、

​​​
 ( コーヒーを毎日飲む人は、肝臓がんにかかりにくく、その発症率は約半分

   である )と、

 真逆の結果がでて、否定されるところとなりました。

 


   



​​​​​ コーヒーが毒であるか薬であるか確かめるため、北欧の王様が二人の囚人に

 実験したそうです。

 一人にはコーヒーを飲ませ、もう一人に紅茶を飲ませて。王様は、どちらが

 早く死ぬのか確かめたかったのです。ところが二人とも、ぴんぴんしていて元気。

 結局王様の方が先に死んでしまったと。​​​​​

 

    

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Last updated  2020.08.18 15:04:25
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