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想い出は心の宝石箱に。。。

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2020.08.24
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カテゴリ:文化・伝統
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​​ 日本を代表するものの上位3位を日本三大◎◎と称しますが、​​第三者的に

   誰もが認めるものは別にして、2つまでに有名な物件を例示し、
宣伝文句のために

 3つ目が勝手に名乗っているだけの、ケースが
非常に多いですね。


 
 また、その選択基準が明確であるわけでなく、選者によってばらつきのでる

 分野もあります。



   集落を練り歩く様子






​​ 例えば、日本三大火祭りとは? ​​

 闇夜に轟々と灯る松明や、かがり火の炎が印象的な神事の火祭りは、全国に

 たくさんあります。​


​​​ 例えばある方は、三大火祭りとして長野県野沢温泉村の​道祖神祭り​京都市

 左京区の​鞍馬の火祭​和歌山県熊野那智大社の​那智の火祭り​、を

 挙げられています。
​​​


 
​​​ またある方は​久留米の「大善寺玉垂宮の鬼夜」​​福島の「松明

 あかし
」​
​太宰府の「鬼すべ神事」​を「日本三大火祭」としています。​​​

 


​​ 大善寺玉垂宮の鬼夜(だいぜんじたまたれぐうのおによ)


   大善寺玉垂宮の鬼夜の画像
​​
         

​​​ 大善寺玉垂宮では、大晦日から正月7日まで神事「鬼会」が行われます。

 その最終日が、国指定重要無形民俗文化財となっている、「大善寺玉垂宮の

 鬼夜」。闇夜の中、日本一と言われる大松明6本に火を灯し、氏子若衆が本殿を

 回ります。この松明の火を浴びると無病息災と言われているそうです。


​​​

     







​​ そして、太宰府天満宮の鬼すべ神事。​​



  「鬼すべ」の正装は梅鉢紋の法衣を着て双角の縄鉢巻をしめ、縄襷(なわだすき)をかけた勇ましい姿



  ひと暴れが終わると松明(たいまつ)を立てる




 毎年1月7日に行われる「鬼すべ神事」は、災いを防ぎ、開運を願う火祭。

 鬼を退治する者、鬼を守る者、そして鬼役のそれぞれに氏子たちが分かれ、

 炎の攻防戦となります。





​ ​​そして、福島県須賀川の松明(たいまつ)あかし。​​


 

​​ 須賀川で毎年11月に開催される「松明あかし」では、五老山山頂に高さ10m、

 重さ3トンの大松明22本と、須賀川城に見立てた仕掛け松明を五老山山頂に立て、

 点火。赤々と燃え上がる炎は、まさに壮観の一言。また町では小松明行列

 練り歩きます。


​​

​         





 福島県郡山在勤中、お取引先の部長さんが、須賀川に住んでおられたこともあり、

 この
​​松明あかしに招待してくれました。火祭りなど初めてで、まして

 かような壮大なものは、これまで​​
見た事がありません。


 もっと近くで見ようと近づくと、火の粉が降ってきて着ているものが、焼け焦げ

 てしまいましたがな。



​​​​​ この部長さんとはゴルフやカラオケもしたりする遊び仲間だったのですが、

  で余命残り少なく自宅に戻っていると、部下から聞かされました。あわてて

 自宅にお見舞いに行きました。


 抗がん剤の影響で抜けた頭髪を隠すのか、毛糸の帽子をかぶって布団から

 出てきました。

 ( 元気になったら、またゴルフするべえ~~・・ )

 と、やせ細った手を出したのです。

 ( あはっ・Sさんは、カモだからよろちくね・・)

 と、握り返して別れました。


 数日後、彼が亡くなられた事を、知らされました。
 ​​​​​

​​ 火祭りと聞くと、松明に照らされた彼の優しい顔が、いつも眼前に浮かび

 あがってくるのです。​​


​ 合掌


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Last updated  2020.08.24 12:16:10
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