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カテゴリ:オペラ
にほんブログ村 オペラの幕開きに演奏されるのが、overture と言われる序曲。 独立した曲目として、よくクラシックコンサートでも演奏されるので、耳に した方もあるかと思います。 序曲は、オペラ全体のダイジェスト版あるいはこれから始まるドラマの 予告編としての、意味合いをもっていました。一方、前奏曲(prelude)は 導入曲という点で序曲とは同じですが、すぐ後に続く幕の内容と一体化して 書かれていることが多いのです。 それでは、みなさんも耳にしたことがある、いくつかの有名な序曲を紹介 したいと思います。 序曲を語る上でまずあげたいのが、ワーグナーのタンホイザー序曲。 皇子はワーグナーが好きくなく、この演目も面白くありません。 中世の騎士であるタンホイザーは、テューリンゲンの領主の親族にあたる、 エリーザベトと清き愛で結ばれていました。しかし、官能の愛を望むように なり、愛欲の女神ヴェーヌスが棲んでいるという、異界ヴェーヌスベルクに赴き 肉欲の世界に溺れます。 エリーザベトが自分の命と引き換えに、タンホイザーの赦しを神に乞うたことから、 タンホイザーはエリーザベトの亡骸に寄り添う形で、息を引き取るという結末。 言ってみれば、女性の二つの相、娼婦的な愛欲と純真な聖母・処女の間を ふりこのように揺れ動く男性心理を、タンホイザーという騎士の形を借りて、表現 したのではないかと思います。 この序曲は、分厚い管弦楽が重厚な旋律を奏で、この物語が悲劇であることを 告げるようです。華麗で美しいのですが、何処にも救いが感じられない、不安を 招くような旋律。しかし、序曲だけの切り口でオペラを語る時、名曲ナンバー1 を争うと言ってもいいのではないでしょうか? ワーグナーのパトロンであった、ルートヴィヒ2世が築城したリンダー ホーフ城を訪れた事があります。 本城はヴェルサイユ宮殿内の大トリアンノン宮殿を手本にして建てられた ルネサンス様式で、建物内部はロココ様式の豪華な装飾。 庭園内の金色の女神像の噴水。 城館を出て、カスケードの奥に、ヴィーナスの洞窟があります。
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