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カテゴリ:テレビドラマ
にほんブログ村 WOWOW 連続ドラマは、見応えのある作品が多いです。 今回の孤高のメスも、医療界のタブーに挑んだ、なかなか骨太の内容でした。 物語は、まだ臓器移植の法制化が進んでいない、1989年の日本。 地方都市にある湖水町の病院に、外科医の当麻鉄彦( 滝沢秀明 )が赴任 します。アメリカで研鑽を積んできた当麻は、あらゆる難手術に挑み患者たちを 救っていきます。 肝移植手術の必要性を訴える当麻は、同じく肝移植実現に取り組む医師・ 実川剛( 仲村トオル )と逢います。肝移植によって、患者の命を救おう とする二人の医師。 しかし、生体肝移植の失敗によって、二人のめざすところは、違う方向へと。 組織の中で己の夢を実現するためには、権力を掌握しなければいけないと 大学教授選に勝利し、実川はさらなる高みを狙いながら、旧態依然とした医療界の 改革を目指します。 一方、そこにある患者の命を救うのが医者の使命として、当麻はまだ認められて いない脳死体肝移植を敢行。手術は成功したものの、医療界やマスコミから の批判を受け、湖水町の病院を去ることとなってしまいます。 生まれ育った熊本に帰省し、患者の命を救うという医者の使命を、地方医療 にて全うしようとする当麻の生き方が、まさに孤独のメスだったのでした。 なかなかよくできたドラマで、見ごたえがありましたね。 このドラマの時代設定から約10年後1997年に、脳死体からの臓器移植< 臓器の 移植に関する法律 >が、やっと成立します。しかし、臓器提供者がその意思を 生前に書面で残すなど、ドナーの規定が厳しかったこともあり、移植手術数は 低い数値に留まっていました。 そこで、家族の承諾による脳死臓器影響を可能とする改正が、2009年に なされ2010年に施行。 主な改正点としては、 ①臓器提供を行う本人の意思が不明でも、家族が書面で承諾すれば提供が可能 ②15歳未満でも、脳死判定がされれば、臓器提供が可能 ③15歳以上のドナー希望者が生前に意思表示を書面に残していれば、親族への 優先提供が認められるようになった、など・・・ 同法が改正される前は、13年間で脳死による臓器提供者は86例でしたが、改正後は 約1年で60例ちかくも提供がありました。その多くは本人の書面による意思 表明はありませんでしたが、家族が承諾したものでした。つまり、法改正が 行われる前なら患者さんは、提供を受けることができなかったケースといえる のです。 そういえば、先天的心臓疾患の子供の心臓移植の話題が、よくマスコミで 取り上げられた事がありました。心臓移植は、患者の大きさにあったサイズの心臓 が必要となるので、乳幼児や子供の場合は、同世代のドナーそのものが認められて いなかったため、国内では手術が受けられない状態だったわけです。 時間的猶予のない心臓病の患者は、アメリカなど海外へ渡り移植手術を受けざるを
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