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コロナ禍で2回目のGWが、29日から始まりました。
1948年国民の祝日に関する法律施行によって、4月29日~5月5日までの
期間に休日・祝日が集中し、この期間をGWと呼ぶようになりました。
以前は休日が飛び飛びになることが多かったことから、飛石連休とも呼ばれたことも
ありました。
しかし、1985年の< 国民の祝日に関する法律 >の改正に伴い、5月4日が
日曜や振り替え休日でなくても国民の休日となりました。
また、2005年の祝日法の改正により、休日の名称および振替休日の規定が変更され、
文字通りの春の大型連休となったわけです。
今年は、昭和の日(4月29日木曜日)から翌週の日曜日まで、平日3日間を休むと
11連休となります。大都市を中心に「まん延防止等重点措置」が
出され、旅行延期の呼びかけがなされる中で、この大型連休期間中何処かに出かける
予定があるか?、朝日新聞が読者アンケートをとりました。
出かけると答えた人が22%出かけない人が78%と、コロナ感染を恐れ旅行を
自粛する方が約8割を占めました。出かけないと答えた理由は・・
第一位 コロナ感染が怖い
第二位 人混みや< 蜜 >が嫌
第三位 今はまだ自粛すべき
第四位 時期をずらして行くつもり
第五位 無症状でも他人にうつすかも
それでは、何をしてGW期間を過ごすか?との問いに・・・
第一位 読書
第二位 テレビやDVD鑑賞
第三位 仕事をしていないので、平日と変わらず
第四位 掃除
第五位 自宅の断捨離
第六位 庭仕事
第七位 何もせずゴロゴロ
第八位 音楽鑑賞
GW、休日は、労働者の申し出によって労働義務が免除された休暇とは、意味が
違います。休暇には、労働基準法で定められた法定休暇と、慶弔休暇やリフレッシュ
休暇など、各企業が就業規則として独自に定めた、法定外休暇があります。
法定休暇とは、
1.年次有給休暇
2.生理休暇
3.産前・産後休暇
4.育児休業
5.介護休業
欧米比日本の有給休暇が少ないとよく言われますが、日本は国民の祝日がとても
多いのです。
OECDが加盟国を対象に行った、休日と休暇を合わせた比較調査によると・・・
これによると、日本には年に15日間の祝祭日のほかに、法律で認められた
年次休暇が10日あり、合計で年間25日間の休みがある事になります。
欧米諸国では年間20日ほどの休暇が認められ、その日数に国の祝祭日を加えると、
OECD加盟国(特に欧州諸国)には年間30~35日間の休暇となります。
日本や韓国には祝祭日が多いため、有給休暇は少なくても、合計の休日数は
欧州諸国とほぼ同じくらいなのです。
問題は日本人の、有給休暇の取得率が低い事。
周囲を気にして、休みたくてもとれない・とらないという、日本人の国民性に
起因するのでしょうかね?
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