マルタ・アルゲリッチ　。。。

2021.06.20

(29)

カテゴリ：音楽

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現代の天才女性ピアニストは誰だ？と聞かれれば、マリア・
　マルタ・アルゲリッチ。

　1941年アルゼンチン・ブエノスアイレスで生まれ、いまだ世界的に活躍中です。

　　
　

　そのエキゾッチックな美貌に加え、男性ピアニスト顔負けのエネルギッシュで

　力強いタッチの演奏が、ファンを魅了します。

　演奏曲目の範囲も広く、彼女自身はヴェートーベンやシューマンが好きだと。

　彼女が演奏するピアノ協奏曲の中でもっとも有名なのが、

　チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番。

　彼女お得意のオクターブによるパッセージもふんだんに用いられ、彼女を

　上回る演奏はいまだに現れていないと、言われています。

　　　

　

　自由奔放な私生活を送り、三度の結婚でそれぞれ娘をもうけました。しかし

　いずれも離婚し、娘たちはアルゲリッチが引き取りました。

　ピアニストのステイーヴン・コヴァセヴィッチとの間に生まれた、ステファニー・

　アルゲリッチが初監督でマルタの素顔を描いた映画が、アルゲリッチ
ー私こそ音楽ー。

　マルタのスキャンダラスな私生活や、気分屋で情熱的な性格は、マスコミの

　報道を通じてこれまで知らされていたこと。しかし、本作品では彼女のこれまで

　明かされる事のなかった、演奏会の裏側、家族との姿、3人の娘たちの想い等、

　極めてプライベートな部分が描かれています。

　
　映画そのものは、たいした作品ではありませんが、マルタの私生活がのぞけて

　
　興味深いものでした。

　　　

　そんな彼女は意外にも親日家で、1970年初来日後幾度も来日しています。

　特に、1998年から開催されている別府アルゲリッチ音楽祭の総監督を務め、

　2007年には同音楽祭の主催団体財団法事アルゲリッチ芸術振興財団の総裁に就任。

　演奏会も気分次第キャンセルするキャンセル魔としても有名な彼女が、

　大分の音楽祭だけは毎年出演しているところにも、彼女の日本への想いが

　感じられ、嬉しいことではあ～～りませんか！！

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Last updated 2021.06.20 12:36:53
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マルタ・アルゲリッチ 。。。

映画そのものは、たいした作品ではありませんが、マルタの私生活がのぞけて 興味深いものでした。

マルタ・アルゲリッチ　。。。

　
　映画そのものは、たいした作品ではありませんが、マルタの私生活がのぞけて

　
　興味深いものでした。