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カテゴリ:映画
にほんブログ村 オーストリアウイーン駐在時は、単身赴任だったこともあり、ホテル カイザーフランツジョゼフを、住居としていました。 当ホテルは、19区デープリング静かな住宅街にあり、100メートル先にある 38番トラムで、事務所のあるウイーン中心部まで20分という、交通至便。 ホテルの名フランツ・ヨーゼフ1世は、オーストリア=ハンガリー帝国の 皇帝で、彼と妻である皇后の肖像画が、ロビーに飾ってありました。 皇帝の肖像画など男には興味はなかったのですが、この皇后のあまりの 美しさに、ビックリポン!! それもそのはずシシイの愛称で呼ばれていた、エリザベート( 1837~ 1898年 )。当時のヨーロッパ宮廷一といわれた美貌に加え、身長172cmと 背が高く、ウエスト51センチ、体重は生涯43〜47キロという、驚異の体形の 持ち主だったそうです。 先日テレビ観賞した、1972年公開された、イタリア・フランス・西ドイツの 合作映画< ルートヴィヒ >に、なんと彼女が登場!!! エリザベートは、バイエルン王家であるヴィッテルスバッハ家傍系の バイエルン公の次女。それ故に本映画の主人公バイエルン王ルートヴィヒ とは、姻戚関係にあったのです。 奇行を連発する桁外れの浪費家同士ということで、意気投合した二人だった そうで、ルートヴィヒの片想いの相手として、エリザベートは描かれています。 ロミー・シュナイダーがエリザベートを演じ、王妃の美しさには 及ばずともその雰囲気は、十分に醸し出していました。この映画で、彼女は アイドル的な人気を得て、シシーがそのまま彼女の愛称にもなったそうです。 話をもとに戻して・・・ 男色に走るルートヴィヒは、エリザベートの妹との婚約を解消し、次第に精神に 異常をきたしていきます。国政には興味を示さず、自分が築城した城に籠る 日々。 ドイツ、オーストリアを家族で旅行した時に、ルートヴィヒが築城した三つの 城の内、二つを訪れました。 リンダーホーフ城の城館を出て、カスケードの奥に、ヴィーナスの 洞窟があります。 ワーグナーのオペラ「タンホイザー」に出てくる、ヘーゼルベルクの ヴィーナスの洞窟をイメージした人口の鍾乳洞。 金色の貝の舟に従僕とともに乗り、ルートヴィヒ2世は本物の白鳥を連れて、 この人工湖を遊覧していたのでした。 洞内の照明は、10分ごとに赤や緑など色が切り替わり、しばらくすると人工的 に作った滝が流れてきます。 暗い洞窟内に流れる、タンホイザー序曲を聴きながら、ルートヴィヒ 2世の狂気の世界へと誘われた事を、この映画を見て改めて思いだしたのでした。 ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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