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今回はオペラそのものも有名な、ビゼ ー作曲カルメンより〈前奏曲〉
〈ハバネラ〉〈闘牛士の歌〉。
まずは、オペラの一番最初に演奏される「前奏曲」。
この曲はいたるところで耳にしますし、テレビ番組では、「ビートたけしの
TVタックル」のオープニングなどで、使用されています。
続いて、自由なジプシーであるカルメンが、タバコ工場から初登場時に歌う
〈ハバネラ〉。
( 恋は野の鳥、飼いならすことなど出来ない。)
カルメンという自由な鳥に恋し、鳥籠にいれようとしても、所詮無理な話よ・・・
と、彼女の信条を示唆する歌。
歌だけでなく、楽器のみのアレンジや、替え歌にしたりして、CMやBGMとして
使用されています。
カルメンがホセの次に乗り換える、エスカミーリョという男性のアリア
〈闘牛士の歌〉も、やはりCMなどで使用されているため、聞いたことが
ある人も多いと思います。
一つのオペラに、これだけ耳なじみのある曲が出てくるなんて、すごいこと
ですよね。その魅力あふれるメロディーの多さもあって、カルメンは世界で最も
有名なオペラの一つと言われています。
物語はまじめで親孝行な、言ってみれば小市民的な伍長、ドン・ホセ。
ホセを慕いながら、それが決して報われない、婚約者のミカエラ。
束縛を嫌い、自由に生きるジプシー女カルメンに、ホセは溺れそして裏切
られます。
闘牛士エスカミーリョに心を移したカルメンを、逆上したホセが刺殺するところ
で、この物語は終わり。
皇子が初めて手にした、カルメンのDVD。
カルメンが登場した時、びっくらこきましただ!!!
カルメンとは妖艶な悪女とのわてのイメージに反し、牢名主のような
おばちゃん・・・
オペラってまずは歌唱力だから、このようなことはよくあります。お付きの
おばちゃんと思ったのが、なんとヒロインのお姫様だったりして。
お薦めは、1978年ウイーン国立劇場上演を録画した、このDVDかもしれません。
わての大好きなクライバーがウイーンフィルを指揮し、ホセ役をドミンゴ
が演じています。
ちょいと面白いのが、このDVD。
2010年、ニューヨークメトロポリタン劇場で上演、注目のメゾ・ソプラノ歌手
エリーナ・ガランチャがカルメンを演じ、大絶賛を受けた録画。
== つづく ==
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