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想い出は心の宝石箱に。。。

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2021.07.10
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カテゴリ:オペラ
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  今回は​モーツァルト​の​魔笛より〈復讐の炎は地獄のように我が心に燃え〉。

 曲名がすごいけれども、歌そのものはさらにすごい!!​​

     


 非常に難易度の高い曲で、
​高音の超絶技巧​を要するコロラトウーラを、
 
 歌いこなせるソプラノ歌手はそれほど、多くは​​
いません。

 ​​​この強烈なアリアを歌っているのは「​夜の女王​」というキャラクターで、

 娘のパミーナにナイフを渡し、宿敵ザラストロを殺害するように命じています。​​​

 

 そんな物騒な内容の曲が、なんと​車のCM​に使われたので、聴いたことが

 ある方もいるかもしれません。​



      

 



​ ​魔笛​はモーツアルトのオペラの中で、難解の部類に属する大人向けの童話

 いうべき作品。​



​​​​ 王子タミーノは、夜の女王から娘パミーナが、悪魔ザラストに捕らわれていると

 聞かされ、
​彼女の救出を決意します。お供を務めるのが陽気な鳥刺しパパゲーノ

 実は悪魔ではなく、
太陽の世界を委ねられたザラストから、さまざまな試練が

 タミーノとパパゲーノに与えられます。



 沈黙、火、水の試練を潜り抜け、最後にタミーノとパピーナは結ばれるという、

 オペラには
​珍しい​ハッピーエンド​。​



     

      

​​ それと楽しいのが、第二幕​鳥刺しパパゲーノ​が恋人パパゲーナと再会し、

 二人で歌う
​二重唱< パ、パ、パ >。​


     



 

​   皇子が、オペラの魅力を知ったのは、以前にも書きましたが、ウイーン駐在時

 でした。
​ところが帰国して、オペラ観劇の料金がどえりゃ~高くて、とても庶民

 が行けるものでは​
ないことがわかりました。



​​   ところが、朝日新聞に< 三毛猫ホームズとオペラに行こう >という、

 ​赤川次郎​の連載コラムを​​
目にしたのです。


 彼は、​​​​1981年のミラノ・スカラ座の来日公演以来、すっかりオペラの虜となり、

 ウィーンやミラノ、ニューヨークと時間があれば劇場に足を運ぶ日々。オペラに

 費やした費用で、家が何軒も買えると・・・


​​​​

​ そのコラムで​お​家でオペラ​​と称し、このDVDの推奨がありました。​



          



 サヴァリッシュ指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団の演奏、1983年公演を

 収録したDVD。


 グルヴェローヴァの夜の女王、ポップのパミーナ、アライサのタミーノ、

 プレンデルの
パパゲーノ、モルのザラストと当時まさに黄金のラインアップの

 歌手陣でした。



 よく考えられた舞台装置や、エヴァーデイングの演出もよく、なにもオペラ

 ハウスにいかなくても
このような名演のDVDで、お家でオペラで十分楽しめる

 ことが、わかったのです。といっても、
​税込みで​1枚 6,825円​のDVD

 でしたから、わてのお小遣いで買うのは大変でした。​




          


 
​ ​いってみれば魔笛が、オペラDVDコレクションの契機となった、作品だった

 のです。​



     ​   走る犬のgifアニメ走る犬のgifアニメ   == つづく ==   走る犬のgifアニメ走る犬のgifアニメ走る犬のgifアニメ
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Last updated  2021.07.10 12:43:41
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